3話
生徒会の仕事を終え学校を出ると
部活をしていないのにも関わらず
部活をしている人達と同じ時間帯だった
今日は少し生徒会の仕事が長引いてしまったのだ
水瀬さんが転校してきて1週間経ったのにも関わらず
あれ以来1度も教室にはきていない
そしてぼく僕は怒涛の日々を送っている
モブ
モブ
周りの生徒は楽しそうに友達と帰っている
桃くんと赤は部活がないのでもう帰ってしまった
そのため僕は今1人、とういうこと
周りの楽しげな声が僕の足取りを重くさせる
黄
思わずため息を漏らしてしまう
嫌われることを恐れて作ってきたキャラのおかげで
友達はたくさんいるはずなのに
ほとんどの人とは浅い関係なのだ
黄
必死に足を動かしていると
いつのまにか家に着いていた
が ち ゃ
黄
小さい頃はお母さんから
おかえりなさい
と暖かい声の返事が返ってきていたのだけれど
今はもうなくなった
黄
母
母
母は嫌味っぽく僕にそういう
部活はするなと言ってきたのは
母なのに
黄
母
分かりやすく大きなため息をつく
母
母
いつも母はこうして僕に圧をかける
母の言う通りにしないと、
どうなるか分かってるから
母の言う通りに行動する
黄
黄
作った笑顔でほほえむと
母はスマホに目を落とした
家族にまで作り笑顔で
気を使わなきゃいけないだなんて
めんどくさい
本当はお腹がすいていたけど
今日は母が作っていないみたいだ
気分によって母は作る日と作らない日がある
自分でも作ることはできるけど
変にいつもと違う行動をすると機嫌が悪くなる
仕方がないから我慢をして自分の部屋に向かった
疲れていたので
おもわずベットに倒れ込む
ど さ っ
黄
ふと部屋を見渡すと全て母の趣味のものばかり
机もベットも小物もカーテンも
全て白で統一されていて
部屋には無駄なものはなくて
なにかあるとすればたくさんの教材
唯一自分が一息つける場所も
母が決めたものだらけ
黄
今日はため息が止まらない
生徒会長も勉強も
やりたくてやっている訳ではないのに
やる気も体も起きなかったけれど
予習と課題のため
無理矢理起こして椅子に座る
黄
必死に問題を解いていたはずなのに
気がついたら机の上で眠っていた
朝
黄
黄
目を覚ますと朝だった
机の上にはまだ終わっていない課題
時計の針はいつも起きる時間より
20分遅い時刻を指している
黄
僕は変に冷や汗をかいて
鉄の重りをつけたように重い体をなんとか動かして
1階に駆け下りた
黄
予想した通り
母は機嫌を悪くしていた
母
母
母
母
黄
母
母
黄
母
母に勘違いをされて腹が立つ
スマホなんか見ていたんじゃなくて勉強していたのに
起きれなかったのは疲れてたからだし
母の甲高い怒鳴り声が僕の疲れた頭と体に響く
ずきっと頭が痛む
母
母
母
僕のためとか言って
どうせ世間体のためだ
まだ課題も残っているし
生徒会のあいさつ運動もあるので
そろそろ家を出なければ本当にまずい
黄
黄
黄
母
が ち ゃ
そういって僕は無理矢理家を出た
みなさんお気づきの方も
いらっしゃるかと思いますが
3話消しました!
納得がいかなかったので(>< 💧゜
記憶消して続きのお話を楽しんでもらえると嬉しいです
モチベないのでいいねください
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