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episode.8
りうちゃんの冷たい態度
あの2人に重なるような態度
そして僕の小さな疑問
りうちゃんに小さな疑問を抱いてからしばらくが経った
僕はりうちゃんに何もできずにいた
全くの別人のようになったりうちゃんに対し恐怖を感じていた
何か話せば返ってくるのは冷たい言葉
何か引っかかるところはある
でも…やっぱり怖い
今のりうちゃんを前にすると怯んでしまう
そんな理由で行動できずにいる自分に嫌気が差す
りうら
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
ほとけ
りうちゃんの舌打ちにびくりと肩を震わせてしまう
りうちゃんは舌打ちまでするようになった
言葉使いも悪くなりひとつひとつに圧がかかっている
声が出なくなる
なんとか声を出したとしても掠れているのが分かる
このりうちゃんに慣れる事ができない
慣れたくもないけれど…
そして、もしりうちゃんが僕のせいで変わってしまったのなら
なんていう事が頭をよぎると余計に声が出なくなる
全ては僕の責任なんじゃないか、と
そんな事を考えながらりうちゃんに連れられ、歩いている
こんな事を考えていると
やはり、ふとした瞬間に
疑問が浮かび上がってくる
その事に思考を優先させると歩くペースが遅くなり
その度、ぐいっと鎖を引っ張られる
体が前のめりになり手首に少し痛みを感じ
はッとあわててりうちゃんのペースに合わせる
こんな事を繰り返しながらみんなのいる場所に向かう
みんなが集まっている場所に着き、牢屋に入れられる
ないこ
初兎
初兎
ないこ
ないこ
悠佑
いふ
いふ
初兎
りうら
初兎
初兎
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
りうら
初兎
りうら
初兎
ないこ
初兎
りうら
バキッ
初兎
初兎
りうら
ほとけ
「バキッ」と鈍い音がしたと思ったら
警棒を持っているりうちゃんと
叩かれたであろう場所を抑えている初兎ちゃんがいた
ほとけ
今まで、たとえ演技だとしても
りうちゃんは暴力を振るってこなかった
ましてや僕達に暴力なんて…
暴言を言う事でさえ嫌がっていたのに
顔色変えずに初兎ちゃんを叩いた
その事実に混乱していると
体に衝撃が走る
ほとけ
りうら
どうやら僕もりうちゃんに叩かれたようだ
りうちゃんの睨むような目つきで自然と着いていく
ないこ
いふ
ほとけ
りうちゃんの明らかな変化
そして、今の2人の会話
僕の抱いていた小さな疑問は
今、確信に変わった
りうちゃんはあの2人に
操られているのだろう
ほとけ
ど〜りで可笑しい訳だ?w
あ〜んなに優しかったりうちゃんが一夜にしてこんなに変わるなんてあり得ない
あの2人が変えた…ッ!
変えやがったッッ!!
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
りうら
りうら
初兎
悠佑
いふ
ないこ
ないこ
りうら
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
初兎
ほとけ
初兎
悠佑
episode.8終了
next→♡500
遅くなってごめんなさい💦