最強の殺し屋は嫌われ者『完結』

前も言った通り

俺はいじめられていた

暴言の言われよう

親には心配かけたくない

問題も起こしたくなかった

だからいつも動じなかった

一気に教室が静かになった

俺はいつもそんな教室に たった1人でいる

いいよな

みよは人気者で

スポーツだったら なんでも出来て

頭も少し良くて

みんなに好かれてる存在

俺もああなれたらいいのに

ずっと考えてた

夕方(下校)

ﾄﾝﾄﾝ

後ろから肩を叩かれた

振り向くと

そこにはみよがいた

家は近かったから いつも一緒に帰ってた

ずっとみよと居れる 楽しい日々が続けば

そう願った

でもそれは叶わなかった

なんであんなこと 言ってしまったんだろう

みよは俺のことを 思って言ってくれたのに

俺はほんとに最低なやつだ､､､

いつかみよに

＿＿＿＿＿＿

ゆゆと公園で会う数日前

呼び出された

その写真を見た時

俺は時が止まったように感じた

その写真に写っていたのは

目元は狼の仮面で 隠れて分からなが

背､仮面の隙間から見える

赤い目

フードを被って性別を分からないようにしていることが分かる

俺は確信した

これが

ゆゆだってことを

なぜかゆゆを庇っていた

その時から誓った

絶対にゆゆを 見つけだす

そして謝る

ゆゆは俺の親のせいで 殺し屋になったんだと思う

だから見つけ出したい

ゆゆを見つけ出すために 仲間を集めた

今の部下は俺の親の元部下だ

幹部達は捨て子

その後

こなを仲間に入れたやり方と 同じようにして

他の奴らも集めた

そしてもう数え切れないほど 殺した

殺していくうちに

東京のトップも殺していた

いつの間にか 東京のトップになっていた

これでゆゆを探せる

この日がゆゆを 探し始めた日だった

探し出していつかゆゆに

＿＿＿＿＿＿

ゆゆ＆みよ(心の中)

ごめんさない

そう言いたい