一心同体の私“達” 〜同じ体の別人格ー16＋1〜

戦いが終わったあと

《ベリアン》という姿、人格になって初めての戦いだった

結構、体力を奪われたが、、、

少し、、落ち着いてきた、、

あの木のところにいって休もう、、、

私が休んでいるときだった

私がみたのは、、

ここからじゃ絶対に見えないであろう《世界樹》があった

私的には天国よりも遠いところだと思っていたのが、、、

こんなにも近いなんて、、

いや、、偶然なのかもしれない

私が《ベリアン》になるまえに確か、、

誰かが、、年に数回はあの《世界樹》が見えるぞって、、、

その年に数回が今日、、だったのかもしれない、、

信じられない、、

あの《世界樹》を見ることができたのは、、

自分の目を疑ってしまう

まぁ、、見れたのは良いことだと思っていましょう、、

なんかの縁だと思いますので、、

いつの間にか、空がふんわりと赤くなっていた

このような世界でも、、ちゃんと赤くなる

綺麗といえば、、あのガイゴンという街

ガイゴンの街は年中悪天候ですが、、いつかは晴天の日もあればいいんですが、、

それがうまくいかない、ですもんね、、

いろいろなことに祈るばかりです

帰ってきた、、と思ってしましたが、、、

ここは、、いったい、、

ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ､､､!(羽の音?)

これは、、羽の音、、もしや、、【天使】、、？

どこかにいるかもしれない、、慎重に、、

謎の空間から出てきて、、最初に目にしたのは、、

【天使】だった

しかも、、今回は前みたいに1匹じゃなく、、3匹、、！？

これは、、流石に、、でも、、やってみないと、、分かりませんよね、、

ｽﾁｬｯ､､(ベリアンが武器を構える)

この私が、、負けるわけには、、！！