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そうして僕達は地下室に案内された

サーモン

このベントの下です

そこには梯子があった

バナナ

この下って……

サーモン

MIRA本社の最下階につながっています

みどり

じゃあこの先に…?

サーモン

ライムがいると思います

黄色

ついに…来たんだね…

ここまでいくなんて思ってもなかった

黄色

この苦しみを終わらせよう

ベントの先にはさらに扉があった

黄色

ライム……

ライム

は……?

黄色

ライム

よくここが分かったな

黄色

ライム

私を止めに来たんだろ?

黄色

ライム

お前らは必ずここで死ぬ

黄色

いや…

ライム

さぁ…くたばれ下等生物

そう言ってライムがけしかけてきたのは…

淡い赤のインポスター

黄色はすばやく斬りつけた

黄色

これだけ?

ライム

ライム

まだある

そう言ってライムは大量の淡い赤のインポスターを出した

黄色

え……みんなそっくり……

バナナ

クローンを作るシステムだ…

コーラル

黄色!

黄色

コーラル

あのインポスター共は俺達が止めるから機械を探して!!

黄色

わかった……!

機械は探せなかったが、

時間経過が来たのかその機械は止まった…

コーラル

ぐっ……

バナナ

痛い……

しかし、コーラルとバナナはもう傷だらけで闘える状態ではなかった

黄色

(僕があいつをとらえるんだ)

僕は覚悟を決めた

黄色

(この連鎖を止める…!)

そう言って捕えようとした直後

ライムはふいに瓶を取り出し飲んだ

それを飲んだ瞬間…ライムの姿が変わった

ライム

殺す…!

黄色

!?

硬く強い触手が僕を襲った

そして僕は壁に叩きつけられた

黄色

ぐっ……

コーラルとバナナはもう動けない

他のクルーメイトは戦えない

もう…終わっていた

黄色

っ…くそ……

ここまで来たのに……

僕はだんだんと意識が遠のいてく

黄色

っ………

終わったんだ… 大事な人達も、 この生態系も、 何も救えなかった… 何もできないまま死ぬ

結局伝えることも伝えられず

あのとき伝えておけば良かったと後悔してるけど…

脳はもう考えることを辞めていた

あぁ…

死ぬんだ……

守れなくてごめん…

大切にできなくてごめん…

幸せになれなくてごめん…

本当に…ごめん…

結局僕が生きる意味はなかった…

……

ごめんなさい…

さよなら…黄色……

【第二章】殺さない殺し屋の船員~ポーラスの伝承~

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