/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
アンダーアート
アンダーアート
アンダーアート
アンダーアート
アンダーアート
アンダーアート
アンダーアート
空のような髪色
小さな手
元気で可愛らしい声
“雨乃こさめ”が行方不明になってから、10年が経った
暇72
“送り犬(オクリイヌ)”は夜行性だから、昼間はあまりやる気が出ない
…いや。それは俺だけかもしれない
こさめがいた時は、このくらいの時間でも走り回れるくらいの元気があった
暇72
いるま
暇72
いるま
いるま
LAN
暇72
LAN
暇72
いるま
暇72
いるま
LAN
LAN
いるま
いるま
いるま
LAN
LAN
LAN
LAN
いるま
LAN
LAN
いるま
ﾊﾞﾀﾝｯｯ!!!
暇72
暇72
暇72
余計辛くなる
だから俺は、あーいう活発な女が苦手
暇72
暇72
ﾋﾀﾋﾀﾋﾀｯ‼︎
雨乃こさめ
雨乃こさめ
暇72
雨乃こさめ
暇72
雨乃こさめ
雨乃こさめ
ｽﾞﾙｯ!!!
暇72
暇72
暇72
暇72
掴んだのは、こさめじゃなかった
その時こさめが着てた、杏色の上着だった
時期は冬。このあやかしの村は、雪が降らない代わりに地面が凍る
だから、足を滑らせてしまった
暇72
暇72
🍍母親
☔️母親
暇72
その時、自分で言った言葉が、現実を叩きつけた
暇72
暇72
あまりのショックで俺は気を失い、もうそこからの記憶はない
ただひたすら、こさめを探し続けた
次の日、レスキュー隊などが崖の下を探してみたけれど、どこにもいなかったらしい
雨乃家とも、だんだん喋れなくなった
俺が、もう少し早くこさめを助けてれば、こんなことにはならなかった。だからか、良好だった雨乃家とも壁ができてしまった
雨乃こさめ
俺に笑顔を与えてくれた、同じ送り犬の女の子
俺の初恋
10年経った今でも、これは変わらない
暇72
暇72
いつか必ず、好きだと伝える
そう決めていたのに、
こさめが隣にいる明日がない。存在しない
…なんで、後回しにしてたんだよ､､､俺は…
暇72
『あ！それ！！』
暇72
暇72
暇72
『ねーねーっ！』
雨乃こさめ
暇72
暇72
雨乃こさめ
雨乃こさめ
今、目の前にいるのが、雨乃こさめ
10年間探し続けてきた、俺の…
初恋相手
暇72
雨乃こさめ
暇72
雨乃こさめ
そうだ
空のような髪色
小さな手
元気で可愛らしい声
これは紛れもなく、こさめだ
暇72
暇72
雨乃こさめ
雨乃こさめ
暇72
雨乃こさめ
雨乃こさめ
恐れるものはない
たとえ、こさめが変わっていようが
もう一度、その小さな暖かい手で、俺の手を握ってくれるなら
「おかえり」
“送り犬だった”俺の、初恋相手
続く
アンダーアート
アンダーアート
アンダーアート
アンダーアート
アンダーアート
コメント
2件
文章力が凄い…（語彙力） 続き楽しみです！
