何時か見た影法師
結衣(桜の妖精)
いつだったっけ…○○がいなくなったのは…
遠い遠い日の思い出は
結衣(桜の妖精)
あぁ…懐かしかったな…
結衣(桜の妖精)
愛しいお方だった…
春が過ぎ
結衣(桜の妖精)
…………
結衣(桜の妖精)
(○○来ないな…まだかな…)
夏が来る
結衣(桜の妖精)
…グスッ…
時は止まることなく
結衣(桜の妖精)
わかってたばすなのに…
結衣(桜の妖精)
どうしても記憶から消せない…
あの日から止まったままの
「俺の中」の時計
結衣(桜の妖精)
何時か夢が終わるなら…俺が○○にしたことは無駄だったのか…?
結衣(桜の妖精)
あぁ…
時は進み戻らない
結衣(桜の妖精)
僕はきっと永遠に孤独なんだろう…
戦闘機の中
敵軍
バンバンバン…(銃)
陽斗
クッ…ッ…
戦闘機の翼に銃弾が貫く
陽斗
!?
陽斗
(あぁ…俺はタヒぬんだ…)
陽斗
(結衣…「約束」守れなくてごめんな…)
君の世界の時は
僕には少し早すぎて
結衣(桜の妖精)
きっと陽斗は帰ってくる…!
結衣(桜の妖精)
約束したから…!
秋も過ぎ
結衣(桜の妖精)
……
冬が来て
結衣(桜の妖精)
……
季節は移ろいでく
掴んでたばずだったのに
結衣(桜の妖精)
ガシッ…陽斗ッ…行かないでッ…
陽斗
…ッ…大丈夫だッ…必ず帰ってくるからッ…
結衣(桜の妖精)
ポロポロ…
また一つ一つと消えていく
いつか来る別れのことは
結衣(桜の妖精)
えッ…陽斗がタヒんだのッ…ポロポロ…
結衣(桜の妖精)
帰ってくるって言ったじゃんッ…ポロポロ…
分かってたはずなのに
結衣(桜の妖精)
嘘だッ…絶対生きてるッ…ポロポロ…
あの日見せた陽斗の笑顔は
結衣(桜の妖精)
( *´꒳`*)
陽斗
( *´꒳`*)
今日はどこにもない…
結衣(桜の妖精)
ポロポロ…
当たり前の幸せさえ
結衣(桜の妖精)
僕の前で消えてしまうのか…
陽斗
俺は結衣を1人にしない
結衣(桜の妖精)
うん!約束ね!
あの日ここで約束した
結衣(現在)
もしも時が止められたなら…
結衣(現在)
決して二度と進まないでよ…!
世界、刻に切り離された
1人、僕、まだ出来ること
何度季節変わるとしても
枯れる日まで歌い続ける
陽斗に届くのなら
明日に響いておくれ
結衣(桜の妖精)
ずっと陽斗のそばにいたい
風に乗せて
遙か彼方へ…