ころん
ポケカメン
教室で仲のいいメンツと話している時、彼氏であるころちゃんに呼ばれて空き教室まで連れてこられ突然言われた
ころん
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
彼は要件だけ言って俺を置いてそそくさと教室を出ていってしまった
突然なにかと思えば彼氏にデートに誘われるだなんてドキッとしないわけがなく顔が熱くなってくる
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
その日の夜。一人じゃ抱えきれず自分の兄弟たちに話を持ちかければふわっと微笑んでよかったじゃんと言う長男のさく兄に感情的に話す
そんな俺に次男のふぇに兄は優しく落ち着け、と声をかけてくれるがこんな事態で落ち着けって言う方が無理だ
ポケカメン
かにちゃん
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
まいたけ
兄弟の了承を得たところで急いで自分の部屋に行って色んな服を出してみんなの前で実際に着た姿を見せていく
リビングを出るところで後ろから「しょうがないなぁ」「忙しいやつ」と少し笑いながら言っていた兄弟達の声は俺には届いていなかった
ポケカメン
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
まいたけ
ポケカメン
ポケカメン
かにちゃん
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ふぇにくろ
ポケカメン
かにちゃん
さくらくん。
ポケカメン
ポケカメン
まいたけ
ふぇにくろ
さくらくん。
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
そんな感じで兄弟達を振り回しながらもあっという間に時はすぎデート当日
ゆぺくん☆★
ゆぺくん☆★
ゆぺくん☆★
ゆぺくん☆★
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ゆぺくん☆★
ポケカメン
かにちゃん
さくらくん。
まいたけ
ポケカメン
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
かにちゃん
ゆぺくん☆★
まいたけ
ふぇにくろ
さくらくん。
かにちゃん
兄弟達に言った言葉はカタコトで誰が聞いても緊張しているのが伝わってしまうらしく背後から兄弟達の話し声が聞こえる。なんだか関係のない話もしているみたいだがそっちは聞かないふりをしてそのまま待ち合わせ場所の公園に向かった
ポケカメン
ポケカメン
一人で試行錯誤しブツブツ独り言を言いながら歩いているとあっという間に公園に着いていてどうやら彼はもう既に到着しているようで彼らしき人の後ろ姿
あの綺麗な水色の髪は間違いなく彼のはずだ。後ろ姿からもう溢れ出ているイケメンオーラに心臓がギュッとなって痛い
立ち止まり少し深呼吸をしてドキドキしていた心臓を落ち着かせ思い切って彼へ声をかける
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
戸惑いながらも消え入りそうな声でうん、と頷くと笑いながらかわい〜と言って頭を撫でてくる
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ポケカメン
そう、彼の服はサックスブルーのストライプシャツとオフホワイトのスラックスにネイビーのステンカラーコート。大人っぽい落ち着いた雰囲気と共に爽やかな雰囲気もあって正直めちゃくちゃかっこいい
ころん
ポケカメン
きっと彼は素直にかっこいいって言ってほしいんだと思う。言ってあげたいし本当に思ってるから伝えたいけどやっぱり羞恥心から素直になることは出来なくて
ころん
ころん
やっぱり、また気を使わせてしまった 素直になれずに彼を傷つけてしまう自分にまた嫌悪感を抱く
ポケカメン
ころん
ポケカメン
すごい優しい声なのに有無を言わせない、というか言おうと思うことができない声に思わず承諾すると嬉しそうな顔をして俺の手を握って歩き出した
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
ちゃんと俺の事を考えてくれて俺のために色んなことをしてくれて、まだデートは始まったばかりなのにもう幸せな気持ちになる
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
これから色んなところに行きたいな
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
付き合ってなかった頃は、確かに弟みたいと思ってたが今は別にそんなこと思ってない。今はほんとにたった一人の大切な彼氏だって思ってる
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
ポケカメン
ころん
ポケカメン
少し拗ねていたような顔をしていたのに何かを思い出したように表情を一変させて俺の手を引いて小走りする彼に思わず疑問を伝えると楽しそうな顔でこちらを振り向く彼にまだ疑問を抱きながらも嫌なことはしないだろうと彼を信じ振り払ったりせずそのままついて行った
着いた先はとあるクレーンゲーム台
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ポケカメン
クレーンゲームの中に入っている景品は色んなポケモンのぬいぐるみ
有名どころのピカチュウやイーブイなどはもちろんミュウやモクロー、俺の好きなメッソンもいる
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
そしてころちゃんは三回ほどであっという間にメッソンを取ってしまった
さすが普段からゲームをしているしゲーセンにも小さい頃からずっと遊びに来ていたらしいからゲームに関してはころちゃんの方が断然上手い
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
恥ずかしがる俺に釣られるように少し顔を赤くして俯きながら口元に手の甲を当て照れている彼はかわいいけどやっぱりかっこいい
そんな彼に見蕩れているとふと視線を俺に向けてゆっくりと近づいてくる。驚いて体を引く暇もなく耳元まで顔を近づけられて耳元で囁くように言った
ころん
ポケカメン
熱い。顔も耳も身体中の全てが熱くなる きっと今の俺の顔は真っ赤なのだろう。ふと彼の方を見れば彼も顔は隠されていて見えなかったものの耳が少し赤くなっていて彼も照れているんだとわかって少し幸せな気持ちになる
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
この気まずい雰囲気をどうにかしようと話を逸らすとまた連れていきたいところがある、と俺の手を握って歩き出した
ころん
ポケカメン
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
モブ
ころん
着いてからのお楽しみと言われ何も聞けずにどんなところかとワクワクとしながら二人で歩いていると彼が向かい側から歩いてきたおばあちゃんに世間的な挨拶をしそれに流れで俺も挨拶をするとその人はすごく優しく話しかけてきた これ話長くなるタイプやん、
モブ
ポケカメン
そうか、傍から見たら俺らは兄弟。世間一般的には俺らは一生カップルとしての対象に入らないんだ
ポケカメン
ころん
ポケカメン
嫌だがこう答えるしかないとはいと答えようとするとそれを遮るように彼がそれを否定した
モブ
モブ
ころん
モブ
ころん
ポケカメン
モブ
ポケカメン
ころん
モブ
ころん
モブ
ころん
モブ
お幸せにな〜、と歩いていく俺らに向かって手を振ってくれるおばあちゃんに二人揃って手を振り返した
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
モブ
ころん
モブ
「「ありがとうございます!」」
モブ
ポケカメン
モブ
ポケカメン
ころん
ポケカメン
モブ
モブ
ころん
ポケカメン
モブ
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
モブ
ころん
ポケカメン
ポケカメン
ころん
ポケカメン
モブ
ポケカメン
モブ
ころん
ポケカメン
モブ
モブ
ころん
モブ
ポケカメン
ころん
モブ
ポケカメン
ポケカメン
早速椅子から離れ床に膝を着いて猫に声をかけながら手を差し伸べるとにゃーとかわいい声で鳴きながらその手に擦り寄って床についていた膝と膝の間に移動して抱っこして〜とでも言うように前足を上げて俺の胸元に手をつく
ポケカメン
可愛くて思わず声が出てその猫を抱っこする
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
思わず声に出して頭を撫でると気持ちよさそうに目を閉じてされるがままになる猫はやっぱりかわいい
ポケカメン
ころん
そんなこんなで猫と遊んでいると頼んだものが届いたみたいで店員さんが入ってきた
でも猫に夢中になりすぎた俺はそれにも気づかずずっと猫と戯れていた
モブ
ころん
モブ
ころん
モブ
ころん
ころん
ポケカメン
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
ころん
ころん
モブ
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ころん
モブ
ころん
モブ
ころん
モブ
ころん
モブ
ころん
ころん
ポケカメン
ポケカメン
モブ
ころん
ポケカメン
ころん
ころん
ころん
ポケカメン
ころん
そう言って彼が取り出したのはハート形の宝石がついていて左半分が水色で右半分が青色の宝石になっている綺麗なネックレス
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
素直に彼に従い後ろを向くと首元に後ろから前の方に手が伸びてきて彼の香りに包まれる
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
ころん
さくらくん。
ななもり。
そう言って出てきたのは俺の兄弟ところちゃんの兄弟の人
ポケカメン
ころん
ポケカメン
ポケカメン
ふぇにくろ
ポケカメン
かにちゃん
ころん
さとみ
ななもり。
ジェル
るぅと
莉犬
ころん
さとみ
ジェル
ころん
莉犬
ポケカメン
るぅと
ポケカメン
まいたけ
ころん
まいたけ
ゆぺくん☆★
さくらくん。
ポケカメン
さく兄が唐突に言った言葉にゲーセンでの記憶が蘇る
『いつか、そんな日が来たらいいね』
意識しないようにしていたのに兄の一言で彼が言ってくれた全てを思い出してしまってあの言葉が頭の中をぐるぐると駆け回って離れなくなる
ポケカメン
ポケカメン
ふぇにくろ
ゆぺくん☆★
ポケカメン
莉犬
ころん
ななもり。
ジェル
ころん
ころん
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
ころん
ポケカメン
おまけ(ころんside)
ポケカメン
ころん
ころん
ポケカメン
ころん
ポケが言った言葉と同じ言葉を返してポケに背を向けて歩き出す
ある程度遠くまで来たところで少し遠くからポケの僕を呼ぶ声が聞こえた
思わず振り返るとこっちを見て手を振っているポケがいてどうしたのかポケに聞こえるように問えばポケはこう言った
ポケカメン
ころん
ポケカメン
最後にそう言って返事をする間もなく家の中に入って行ってしまったが僕はその場で蹲り大きなため息を吐いた
ころん
『こんなオシャレな服柄じゃないけどデート楽しみたかったし…彼女に、かっこいいって思われたいのは男の性じゃない、?』
ちゃんとあの時言ったこと覚えてたんだな、
ころん
今日だけでポケへの好きが増しまくってしまった
いきなりネックレスなんて引かれるかなと思ったけど運がよかったのか悪かったのかポケはネックレスの意味を知らなかったみたいだし、なにより今日だけでその気持ちが確信に変わったからもういいか
ころん
ころん
ネックレスをプレゼントする意味 ずっと一緒にいたい・絆を深めたい・束縛したい
コメント
1件
stxxxの紫くんバージョンも見てみたい気もする( 💜´꒳`*)