テラーノベル
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するりと撫であげられた腰をびくつかせながら抵抗を続ける。
いつも通りの昼寝から目覚めた時感じた違和感。
犯人は目の前にいるこいつなんだけど。
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ツンデレとかじゃない。
なんといっても突然生えた猫耳、
俺の意思とは関係なく揺れるしっぽ、
目の前にいるこいつ。
そりゃあ、抵抗するだろ。
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しっかりと俺の腕を掴んだ手は、力いっぱい振り払おうと試みても効果がない。
そんな力どこからでるのか。
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さっきまでは安心して眠れたベッドだが今はもう違う。
座れば最後、食べられる。
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そんな一言だけを残して部屋を出ようとする彼の背中に罪悪感が渦巻いた。
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咄嗟に彼の腕を掴み、引き止める。
当然その後のことなんて何も考えていない俺は、振り向いた彼から目を逸らすことしかできなかった。
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そう言われた途端に突然自分が当てはまっている気がしてならなかった。
否定の言葉が自らの口から発されることはなく、否定したいのに否定しきれない。
複雑な気持ちのまま立ち尽くしていると全身が暖かいなにかに包まれた。
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無言で抱きしめてくる彼の手は、少しずつ服の中に入り込んでいく。
背中や腰をなぞられる感覚に驚きながらも漏れそうになる声を抑える。
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相変わらず無言な彼に声をかけるも反応はない。
それどころか片手だけ下におりてくるのが分かる。
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後孔につぷりと挿った指はゆっくり奥へ奥へと進んでいく。
長く細い指は簡単に奥まで届き、ぐりぐりと擦られる。
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抱きしめられているせいで顔は見えないし、喋ってくれないし。
与えられ続ける小さな快楽に足が震え始める。
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突然返ってきた返事に少し動揺しながらも、耳元で囁かれた低く心地よい声に肩を震わせる。
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首の角度を変えると嬉しそうに揺れるしっぽが視界に入った。
こんなの俺じゃない。
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しっぽに気を取られていれば躊躇なく一点を擦る指に喘がされる。
足の震えが増して自分が立っている感覚さえも麻痺していく。
しっぽを撫でて嬉しそうに笑った彼は指の動きを速めた。
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優しさが全面に出たその声にどこか安心感を抱き、あっという間に達してしまった。
力が入りづらくなった身体で彼にもたれて余韻に浸る。
既に立っていることがぎりぎりな程には全身に力が入らない。
まだ抜かれていない彼の指を一定のリズムで締め付けながら息を整える。
その時、身体に大きな快楽が走った。
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うまく動かない首で少しだけ振り向くとしっぽを掴んでいる彼の手が見えた。
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扱くようにしっぽを擦られ、強すぎる快楽に視界がぱちぱちと弾けた。
彼の手を掴んで止めたいところだが、生憎足に力が入らないため彼の肩から手を離すと立っていられなくなる。
抵抗したくても目の前の元凶に縋り付くしかなかった。
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彼の特徴的な声は耳に届いているが、返事をできるほどの余裕はない。
いや、与えられない。
抱きしめられているせいで直接耳にかかる吐息に思考を邪魔されて上手く考えられない。
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彼は腰が抜けて完全に立てなくなった俺をベッドに寝かせてくれた。
だが、それだけで終わるはずもなく上に覆いかぶさってくる。
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