セブチで妄想6

しばらく私たちは抱き合っていた

ｶﾞﾁｬ（作業室のドアを開ける）

（耳元で）

見なくてもわかる

きっと私の顔は真っ赤

正直ジフンからの告白は嬉しい

ずっとずっと今まで好きだったし

今も大好きだから

でも、ごめんねジフン

ジフンとは、付き合えない

ジフンのものになるとか言ったくせにこんなこと…

でもやっぱり私達はアイドルとマネージャーでしょ？

そういえば

とりあえずミンギュさんを探そう

ミンギュさんを探していると 廊下を歩いているソクミンさんと 出会った

流石に邪魔しちゃ悪いし

お風呂から上って

なんかすごく不機嫌オーラ出てるけど

私なんかしたっけ…

まぁはじめから嫌われてるんだけども…

ｸﾞｨｯ

ジョンハンさんに引きずられながら廊下を歩いていると

ある一つの部屋に放り込まれた 多分ジョンハンさんの部屋だろう

一瞬何が起こったかわからなかった

今ジョンハンさんは私に馬乗りになっている

あの会話が聞かれていたなんて…

全部聞かれていたとなるともう私に逃げ道はない

離された腕には赤い跡がくっきり残っていた

私は無言でジョンハンさんの部屋を出た

私はただ悲しくて泣いていた

私はミンギュさんならいいかと

ジフンのこと、ジョンハンさんに言われたことを全て話した