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テレビも電気もつけっぱなし
携帯もお財布も忘れて
沢山走った
ただあのニュースが流れる部屋が
息苦しくなった
天
僕は無意識に陸の居なくなった 海へ足を運んだ
天
天
陸と再開してからの僕は
今度こそ偽りのない完璧になれた
そんな気がしてた
でもそんなこと全くなかった
弟を守れなくて__
どこが完璧なのかな
陸が苦しい時も
悩んでる時も
居なくなった時も
僕は何もしてあげられなかった
一緒に居てあげることも
相談に乗ってあげることも
止めてあげることも出来なかった
家族として兄として
最低だ
天
天
天
天
天
天
天
夕日が指す綺麗な海で
1人泣いて1人叫んだ
陸の居ないこの世界で
僕は__
天
チャプ_
僕は無意識に足を前に踏み出した
止めることなくずっとずっと奥へ
ねぇ陸…ごめんね
こんなのが兄で
でも大好きだよ
ずっと大好きで
世界一愛しているよ
陸 _
天
E N D
こ の 海 で ま た 会 え た ら