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あまね
後ろから腕を掴まれた
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
あまね
あー、なんでこんなに イライラしてるんだろう なんでこんなに モヤモヤしてるんだろう なんでこんなに胸が チクチクするんだろう
そんなの理由は 一つに決まってる
私、初めて会った時から ずっと風隼くんに 惹かれてたんだ
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
あまね
胸がズキンとした
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
いろは
あまね
歩き出そうとした足を止める
いろは
あまね
いろは
あまね
視線を上げると風隼くんと 目が合った
あまね
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
今度こそ歩き出す なぁんだ 風隼くん、 好きな人いたんだ
あまね
いろは
なぜだか涙が 溢れ出てきそうだから、 早くこの場を離れたいのに… 渋々振り返る
いつの間にか風隼くんが 私のすぐ後ろに立っていた
あまね
いろは
あまね
あまね
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
ツツッと頬を熱い何かが伝う
いろは
あまね
いろは
あまね
いろは
勇気を出して 下の名前で呼んでみた
あまね
いろは
あまね
ふと、硬くて大きな胸に 抱き込まれた 優しい香りが 鼻腔をくすぐる 彼が呟くように 呼んだその名は、 他の誰でもない私のもの それは嬉しくて、 あまねの背中に回す 腕の力を少し強めた
桜の花びらが 開いた窓から吹き込む、 ある春の日の 甘くてほろ苦い恋物語 これにて完結.
ひいよ
次の日の教室にて
こう
あかり
いろは
あまね
ひいよ
いろは
こう
ひいよ
5人の笑い声が 教室中を包み込んだ
end___.
(上のはおまけです^^*)
読んでくれた皆さん、 ありがとうございました( . .)"