私は〇〇。夜の店で働いている。大学の学費を稼ぐためだ。
スタッフ
〇〇、ご指名だよ
〇〇
はい…すぐ行きます。
正直、私はこの仕事が嫌いだ。できることならやりたくない。
辰哉
あっ、〇〇ちゃん!
〇〇
お久しぶりです。
この人は辰哉さん。会社の社長でこの店の常連さんだ。
辰哉
久しぶり、会いたかったよ
〇〇
私もです。
数時間後
辰哉
じゃあ、そろそろ帰ろうかな
〇〇
はい、またお待ちしております。
辰哉
ねぇ、この後空いてる?
〇〇
この後ですか?
チラッとスタッフの方を見ると分かりやすく合図していた。「行け」というサインだ。
〇〇
空いてます。
辰哉
じゃあさ、この後バーでも行かない?
〇〇
いいですね、行きましょ
辰哉
やった!じゃあ待ってるね。
〇〇
お待たせしました。
辰哉
ううん、じゃあ行こうか。
〇〇
はい。
辰哉
ここだよ!
〇〇
わぁ〜、素敵ですね
辰哉
でしょ?笑
数十分後
辰哉
そろそろ帰ろ?
〇〇
えっ…
私は驚いた。いつもはこの後ホテルとかに行ったりするお客さんがほとんどだからだ。
辰哉
ん、どしたの?
〇〇
いや…なんでもないです。
辰哉
今日はありがとう。楽しかったよ!
〇〇
いえ、私の方こそ楽しかったです。
辰哉
また、誘っていい?
〇〇
はい、是非!
辰哉
あはは、よかった。
辰哉
…あのさ、キスしてもいいかな?
〇〇
…ふふっ笑
辰哉
えっ💦何で笑うの!?
〇〇
ごめんなさい、今までにこんな人いなかったから笑
いいですよ。
いいですよ。
そして、辰哉さんは優しくキスをした。
辰哉
…チュッ
〇〇
ん…
辰哉
なんか照れるんだけど…
〇〇
ピュアですね笑
辰哉
ごめん…(´・_・`)
〇〇
落ちこまないでください!褒めてるんですから!笑
辰哉
そっか、ありがとう
また、お店行くね
また、お店行くね
〇〇
はい
〇〇
ただいまー
康二
おかえりー、遅いけん心配したで!
〇〇
ごめんね
この人は私の彼氏。大学で知り合って付き合って半年になる。 もちろん、仕事のことは言ってない。
康二
ううん、お仕事お疲れ様!
ギュー
〇〇
苦しいってば笑
康二
あっ、ごめん!
〇〇
ううん、嬉しいよ笑
康二
疲れたやろ?お風呂はいっておいで!
〇〇
うん、ありがとう
私が夜の店で働くのが嫌な理由は康二を傷つけたくないから。 こんな彼女最低だもんね…
康二
お風呂上がった?
〇〇
うん、ありがとね
康二
おいで!
私が康二のところに行くとギューッと抱きしめられた。
〇〇
どしたの?
康二
うーん、なんか甘えたい気分
〇〇
かわいい笑
康二
かわいくないもん!
康二
チュッ♡
康二
そろそろ寝よ?
〇〇
うん
翌日
康二
起きて、〇〇!
〇〇
ん~、もう朝?
康二
うん、俺大学行くね!
〇〇
うん、行ってらっしゃい!
康二
〇〇は今日授業ないの?
〇〇
うん、家で待ってるから頑張って!
康二
うん、行ってきます
〇〇
久しぶりに料理でもしようかな
私は仕事が休みだったので、晩御飯でも作って待ってようと思った。
数十分後
〇〇
よし、完成!
スタッフ
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通話
00:00
〇〇
電話だ…何だろ?
〇〇
もしもし?
スタッフ
もしもし?悪いな、休みなのに
〇〇
いえ、どうしたんですか?
スタッフ
今から来れるか?
〇〇
えっ?今日休みですよね?
スタッフ
あぁ、でも人が足りないんだよ。
ちゃんとボーナスは出すから
ちゃんとボーナスは出すから
〇〇
…わかりました
スタッフ
ありがとう、なるべく早く頼むな!
〇〇
はい
〇〇
はぁ…とりあえず行くか
続く