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やべぇこういう系めっちゃ好き(*^ω^*)(*´Д`*)
体が沈んでいくような感覚がする。
まるで水の中にいるように、ゆっくり、ゆっくりと下へ落ちて行く。
私は微かに目を開けた。
暁月 トコ
私は言葉を発するよう試みるが、 言葉になる筈のナニカは泡となって浮かんで行く
そもそも、何故私は水の中にいるのだろう。
暁月 トコ
そう思った時だった。
そのまま流れに任せて身を沈めていくと、 より1層暗くなった。
すると、急に光が走る。
暁月 トコ
少しして光が収まり、目を開く。 すると、私がこれまで経験してきたであろう 沢山の思い出が映し出されていた。
暁月 トコ
「水は記憶を持つ」
確か、そんな言葉をどこかで聞いたことがある。
何故かは分からないが、 今の私にはこの言葉が思い浮かんだのだ。
暁月 トコ
暁月 トコ
その思い出を掻き分けて更に下へと潜っていくと、光る水晶が転がっていた。
その水晶を手に取るとバチリと手に痛みが走り、水晶が熱くなると同時に赤く染まり始めた。
暁月 トコ
でも、離してはいけないと私の勘が言っている。
そのまま体を丸め込むと、急に視界が晴れた。
私は目を覚ます。 すると、目の前に私と瓜二つの少女が立っていた。
暁月 トコ
蓬莱 華
暁月 トコ
暁月 トコ
蓬莱 華
暁月 トコ
頭がズキリと痛み、断片的な記憶が走る。
「華ちゃんかぁ、とっても素敵な名前だね!」
「陽菜、私はお前を_。」
暁月 トコ
蓬莱 華
少女…華ちゃんは訳が分からないことを言うと、私に手をかざした。
蓬莱 華
暁月 トコ
蓬莱 華
蓬莱 華
暁月 トコ
その時、華ちゃんの体が透け始める。
蓬莱 華
蓬莱 華
暁月 トコ
私がそこまで言いかけると、視界が暗転した。