低クオです 真似してません！ 黒君メインの地雷様ごめんなさいm(_ _)m

小さな島の小さな学校

そう､歴史あるこの学校は来年で廃校になる

なので3年である俺は廃校と同時に卒業する

そんな他愛のない話も幸せだと感じる

卒業まで時間が無い

あの気持ちをR.U.Rに伝えなければならない

ただ､どこかでビビってる自分も居る

もしも引かれたら？

今の関係が壊れたら？

R.U.Rにだけは嫌われたくない

そんな思いで日々を過ごし､､､

卒業式が来てしまった

寂しいが俺はこの島から出なければならない

大学入学や就職は東京の方でするつもりだ

なのでしばらくこの島には戻れないだろう

暖かい春の風が心地よい

今ならR.U.Rに言えるかも

R.U.Rの名前を呼ぼうとした瞬間

俺はR.U.Rへの告白から逃げてしまった

｢好き｣の2文字も言えない自分が情けない

R.U.Rは足早に帰った

そしてR.U.Rと何も無く別れてしまった

引き止めてでも伝えるべきやったかな

なんて遅い後悔をしている

俺は最悪な失恋をした

しかしR.U.Rの目には涙が溜まっていた気がする

俺の卒業で泣いてくれたんかな

なんて明るく考えるが

この苦しみは消えない

さよなら

俺の初恋の人

数年後

俺は就職し､少しの期間だけ実家に帰省する事にした

R.U.Rもこの島に居るかな

R.U.Rとは上京しても連絡はとっていた

しかし日に日に連絡する回数が減り

ついにR.U.Rとの連絡が途絶えた

聞こえた俺の大好きな声

目の前には俺より少し背が大きくて

大人っぽくなったR.U.Rが居た

俺の為に帰ってきたんかな

なんて浮かれている自分もいる

少し遠くから1人の男性が小走りでこっちに来た

その人を見てR.U.Rは瞳を輝かせて俺から離れてく

｢彼女｣

その3文字を聞いて俺は絶望した

俺の好きな人は俺以外の奴と付き合った

R.U.Rは廃校してしまったから島の外の学校に通ったらしい

そこでN.I.KさんとR.U.Rは出会ったんだと話してくれた

俺はもう絶対R.U.Rと結ばれない

そう思うと胸がとても苦しい

俺はR.U.R達と離れる事にした

好きな人の幸せは俺の幸せでもある

この2人には是非末永く幸せになってほしい

R.U.R達に今の俺の顔を見せたくない

顔を伏せたまま俺はその場を後にした

沢山の甘く酸っぱい思い出が蘇る

ありがとう俺の初恋の人

そんな恋に臆病な俺はまた恋をしてしまった

例＝攻 青 受 黒 バックハグ