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?
えっ
見上げると1人の男子生徒がいた。
少し低くて、でも聞きやすい声。
背の高い生徒だ。
確か、めっちゃモテてる人だよね?しかもめっちゃ陽キャな…あれ…
名前が思い出せない、まぁ友達いないし…
あれ?この言葉、この状況、
分かる、前にある、
僕は中学から今までいじめがずっと続いている。
中学を卒業して少し安心してた。
もうあのいじめは無くなるんだって
でも高1の半ばあたりからまたいじめが始まった。
今の男子2人からだけだけど。
でもね、その2人以外からも僕は嫌われている。
ほとんどの女子からは僕の容姿についてコソコソと陰口を言われ、嘲笑われた。
僕のいる所からはみんな離れて、避けてって、
モブ
モブ
僕は髪の毛が肩を少し超えたぐらいまで伸ばしてある。
この長さが好きだから。
親にも似合うって言われてるのに。
だって僕が髪の毛伸ばそうが自由じゃないの?
そう言い返せたらどれほど気分がいいだろう、
まぁ言えるはず無いけど笑
ほとんどの男子からは物を隠され、転ばされ、バケツの水を頭から被せられ、ストレス発散とか言って暴力もされた。
あの時は、バケツから水を被せられた時だったな。
僕がトイレから教室へ戻ろうと廊下に出た時、
バシャーッッッ
モブ1
モブ2
藤澤涼架
僕はビックリしたのとショックで座り込んでしまった。
寒かった
体温もだけど、周りからの視線も。
髪の毛と、制服もびしょ濡れ
そして心もびしょ濡れになったようだった。
モブ1
モブ2
?
藤澤涼架
その声は同じクラスの高野清宗だったと後から知った。
その時は名前がイマイチ分からなかった。
タカノ…だっけ?みたいな感じで。
高野清宗
高野清宗
そう言いながら僕の肩をポンポンと叩いた。
柔らかかった
あの2人に叩かれるよりも
モブ1
モブ2
そう言いながら2人は去っていった。
高野清宗
そう言って教室の方へと走って行った。
すると、ほうきとタオルを持って僕の元へと戻ってきた。
高野清宗
そう言いながらタオルを渡してきた。
藤澤涼架
ありがたく拭かせてもらった。
その間は、一人で水で濡れた床を黙々と拭いてくれていた。
僕はただ愕然として見ていることしか出来なかった。
なんでこんな僕を助けてくれたのだろうか。
高野清宗
高野清宗
藤澤涼架
そう言い、一緒に更衣室へと行った。
藤澤涼架
高野清宗
初めて藤澤くんなんて呼ばれた。
藤澤涼架
高野清宗
藤澤涼架
藤澤涼架
高野清宗
嬉しかった。
藤澤涼架
藤澤涼架
高野清宗
藤澤涼架
高野清宗
藤澤涼架
高野清宗
高野清宗
高野清宗
ぽろっ
僕の頬に一筋の涙が流れた。
高野清宗
藤澤涼架
藤澤涼架
そこから、僕と高野は友達になった。
それから親友になった。
同じ高校を選び、同じ高校に入学した。
藤澤涼架
僕と目が合った。
すごいかっこいいな。
少しつり目の目に、整っまた鼻、への字型の口、そして筋肉質の身体。
?
?
藤澤涼架
?
藤澤涼架
あのあと、気、失っちゃったんだ。
藤澤涼架
?
藤澤涼架
?
?
若井滉斗
ワカイヒロト…ワカイヒロト
頭でリピートさせる。
藤澤涼架
若井滉斗
若井滉斗
藤澤涼架
若井滉斗
若井滉斗
藤澤涼架
若井滉斗
若井滉斗
ふと気づく。
藤澤涼架
若井滉斗
藤澤涼架
若井滉斗
藤澤涼架
若井滉斗
若井滉斗
若井滉斗
藤澤涼架
若井滉斗
若井滉斗
藤澤涼架
若井滉斗
はるぴょん
はるぴょん
はるぴょん
はるぴょん
はるぴょん
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