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暗く深い質量の中、沈んで行く感覚。
抜け出そうともがいた後で必要性が無いことに気付いた
思い出そうとする。
自分は今まで何をしていたか、何を探していたか
とても純粋だった感情。吐気を催すほどに甘ったるく、清く。
青二才の自分にあったそれを。
思い出せない。…今だけは思い出さなくても良い気がする。
本当に ?
いや、良い。今は疲れている。いつも通りの日常を過ごして、いつも通り疲れた。
何事もなかった。平和ボケした世界と隣合わせの日常。
…何事もなく ?
視界を照らす光を浴びてゆっくり起き上がる。
まだ寝ぼけ眼の自分は目を擦り、呑気に欠伸なんかをする。
昨日、自らに何があったか、何をしたかの全てを。
そこまで思い出して 違和感を感じた。
自分の上に何か重量のある物が乗っている
思い出の中でもこのような場面はいくらかあった。
それに気付くと 余計に重さが増したような気がした。
… そうか、そうだった。この知り合いの作る恋愛ゲームにあるご都合展開のような。
それを察して、思わず頭を抱えてしまう。
だからといって嬉しくない訳ではない。いいやそんな事はない。筈だ。
…思い出してしまった。
中国
1日の始まりは自分でも驚くほどの大きな溜息だった。
そうだ、今は何時だろう。寝坊なんて間抜けなことはしていないだろうか
中国
…早かった。というか今日は休日だった。
まだ早いが、腹いせに叩き起こしてやろう。そうだ、それもこれも全て目の前にいる目前の人物が原因で起こっていることだ。
中国
ソ連
…やっぱり出来なかった。 これはきっと寝起きだから……
そう思い、手を伸ばすがその手が貴方に届くことはなかった。
後で主要国全員ぶん殴ろう。そう胸に誓う事にした。
この国がここに居るのはあの国共のせいだ…きっと。
中国
中国
アメリカ
ロシア
フランス
イギリス
イタリア
ドイツ
日本
中国
中国
本当、絶対、明日ぶん殴る。
決して自ら請け負った訳ではない。いや、ただ、
中国
ソ連
中国
中国
ソ連
中国
さて、気持ちを切り替えるとして、まずは着替えることにしよう。……ただ…
中国
ソ連
昨日先生が着ていたのは洗濯しているし、他に衣類は持っていなかったようだ……
身体が成長した自分でさえも、彼の体格には程遠いだろう。まず自分の服は着せられな…
…ああ!そうか、あれがあった。
中国
別に特別美味しい訳でも、不味い訳でもない普段通りの味。
ソ連
中国
ソ連
…貴方に喜んでもらえるなら、別にこれでも良いか。
うん、美味しい気がしてきた。
ソ連
中国
先生はどんな服だって似合う!
それが例え酔った日本の奴から無理矢理着させられ、そのまま渡してきたクソダサTシャツだとしても。
中国
絶対に‼︎
ソ連
中国
中国
ソ連
引っ叩く代わりに今日はこれを着ていて貰おう。
昨日とは少しだけ違う風景。
やっている事は全く変わらないのに、自分の心に高揚が芽生え始めている。
………。
今日は飲み込まなかった。
ソ連
中国
ああ、隣は飲み込んでしまったらしい。
今日は違う道を歩いてみる。
日差しはあたたかくて、蝉が鳴いてるのが分かった。
中国
ね、先生。
ソ連
家を出てから、先生はずっと何処か上の空だ。心配になるほど反応してくれない。
中国
ソ連
中国
沈黙が流れる。
人の騒々しい会話や信号の音響が耳に入ってくる。
かつての思い出を辿ってみて、先生は考え事をする時、反応が鈍る事があったのを思い出した。
中国
少し胸に引っかかるものを感じた。
うだるような真夏日。
あまりの猛暑に身体がバテて先生に情けなくも泣きついたのをよく覚えている。
陽射しがとても強くて蒸し暑かったので、蝉が木から転がり落ちている所を見ながら帰った。
中国
ソ連
中国
少し視点を上げて貴方の顔を見る。
随分と困惑していた。
ソ連
中国
先生は、自分の心情を察してくれたのか、或いは気まぐれだったのか、
ソ連
はっきりとは言ってくれなかったが、それでも自分にとってはとても良く聞こえた。
中国
こんな日常が永遠に続けば良いと思っていた。
この眩しくて仕方のない日光は、尚も鬱陶しく輝いていた。
中国
そんな事を考えながら、帰路につく。
去年と変わらずひぐらしがひたすらに鳴いている。
ソ連
中国
ソ連
中国
ソ連
貴方はそう言って微笑みかけてくれた。
そんな笑みを見て自分は太陽の下、煌びやかに咲くひまわりのようだと思った
そんな思考はすぐに別の思考へと変わっていった。
貴方は今日何を考えて過ごしていたのか
何故、どうして一度もこっちを向いてくれなかったのか
その笑みが、自分ではない自分に向けられていることに心底腹が立った。
貴方はいつもそうして自分を狂わせるんだ
なんて酷い国なのだろうか。
中国
日が暮れた静かな町中を自分達はひたすらに歩いていった。
何事もなく家に着いた。
その間も自分は先生のことを考えていた。
先生を見つけて二日目
そろそろこの先生について調べなければならない。
中国
なんて愚かでくだらない思いなんだろう。
今日もまた、とどめなく自責と後悔の念に苛まれるのだ。
ソ連
その言葉に気付き、前を見ると貴方は既に中へ入ろうとしていて
中国
家主よりも早く家の中へ行く図々しさも自分は好きなのだと改めて感じた。
中国
いつまでこの生活は続けられるのだろう。
ふと、そう思ってしまった。
中国
嗚呼、神がこの世に居るのなら。
これが夢か何かなのなら、どうか永遠に醒めないでいてくれ。
今日も自らは追慕している。
いつしか、敬愛が執愛へ成り下がっていた。
愛幕が自らを蝕み、飲み込んでいく…
慈愛や博愛などではなく、自分が唯一欲しかったのだろう。
憶那はいつまでも 綺麗なままで
これは執着ではない
今日も君は元気がないように映った。
君を悲しませたくない、…寧ろ気遣わせてしまった。
ここに来て二日目
居心地の良さを感じるようになってきた。
この世界…いや、未来で言う一般的な幸せか、
君の側にいることに、満たされるものを感じた。
だが、それでも。いつまでもここに居ては迷惑だろうし、自分はここに居なかったのだから元居た所へ帰るべきだ。
正直言って帰るのがとても惜しい。
ソ連
帰ってきてからすぐに「少し出かけてくる」と言ってから帰ってきていない。
国ではあるので、余程のことがない限り心配する必要は無いのだが…それでもやはり心配なものは心配だ。
…すると、甲高い音を立てて近くで扉の開く音が耳に入ってきた。
ふらついた足取りで君は歩いている。
自分が居ることに気付いた君は慌てて背筋を正したが
中国
その顔は酷く憔悴しているように見えた。
ソ連
そう言うと君はまた曇った顔をしてしまった。
何か気に病む事を言ってしまったろうかと考えるも、時既に遅し。
中国
何を言われるのかと身構え、しばらく互いにその場で固まっていた。
そんな状況、先に根を上げたのは君だった。
中国
一瞬、何のことだか理解が追い付いていなかったが
すぐに先程自らが君に向けた言葉のことだと察した。
ソ連
何と言って良いのか分からなかった。今の君には、何を言っても傷を付かせてしまうのかもしれない。
少しの時間悩み、君に語りかける。
ソ連
中国
呆気なくも自らのした提案は却下されてしまった。
中国
そこで君は言葉に詰まってしまった。
次の言葉を待っていると、苦笑を浮かべて君は言う。
中国
死にそうな顔をしていた君はとても鮮やかに見えた。
自らは一度失くした何かの輪郭を確かめるように、思い出そうとしていた。
これは興味ではない。
君と泡沫の四季は足早に過ぎ去っていった
外は驟雨が降り注いで、随分と耳障りな音に感じた。