テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
122
#文スト#夢小説#オリキャラ
エル@太宰担当リム×
188
あま@エルのサブ
71
ヌッシー
ヌッシー
ヌッシー
ヌッシー
中原 綴
中原 中也
太宰 治
横浜の夜は、今日も騒がしい 港を渡る風に髪を揺らしながら、私は武装探偵社の窓から街を見下ろしていた。
返事をして駆け出せば、事務所の中から笑い声が聞こえる。 ここが私の居場所だ。 みんな優しくて、少し騒がしくて、でも温かい。 私が帰る場所。
綴ちゃん、走るな。転ぶぞ。」 「わっ——」 言った傍から転びかけて、慌てて体勢を立て直す。 「あはは……危なかった……。」 「全く、お前は目を離すとすぐこれだ。」 呆れた声に笑って誤魔化す。 昔からそうだった。 よく転ぶし、よく迷子になるし、よく無茶をする。 それでも誰かが手を伸ばしてくれた。 ――特に、あの人は。 「綴ちゃんは昔から危なっかしいんだから。」 包帯を巻いた青年は、そう言っていつも笑っていた。 私の幼馴染。 私が泣いた日も、笑った日も、傍にいてくれた人。 誰よりも優しくて、誰よりも掴みどころがなくて。 だけど、私にとっては大切な人。 「……太宰さん、今何してるかな。」 窓の外へ目を向ける。 その時だった。 不意に胸の奥がざわつく。 知らないはずなのに、懐かしい感覚。 知らないはずなのに、会いたいと思ってしまう誰か。 鮮やかな夕焼け色の髪。 深い海のような青い瞳。 頭の奥に浮かんでは消える、知らない記憶。 「……誰、なんだろう。」 風が吹く。 まるで何かが始まる合図のように。 私の知らない過去。 私の知らない家族。 そして、私の知らない真実。 そのすべてが交わる時、止まっていた物語は再び動き出す。 これは―― 武装探偵社の愛され少女、中原綴と。 孤独を知る青年と。 そして、妹を見つめ続けてきた一人の兄の物語。 忘れられた絆が、再び綴られるまでの話。
コメント
1件
ちわーす、読んだよ〜! ヌッシーが登場人物紹介してくれたおかげで、綴ちゃんが一気に身近になった気がする🧸💕 太宰さんの“幼馴染”で中也さんの“妹”だけど本人は知らないっていう設定、すでに胸がぎゅってなるよ…! 「知らないはずなのに懐かしい」って感覚、めっちゃ切なくて続きが気になる…🥀 綴ちゃんの天然で愛され気質、めちゃくちゃ守りたくなるタイプだね(涙) 次も静かに読みにくるね🌙