テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
昔から僕は喧嘩ばかりしていた
モブ
奈緒
奈緒は昔は泣き虫で、よくいじめの標的にされていた
真面目な奈緒に嫌がらせをするのが許せなくて 善悪も分からず同じ歳の子供を殴っていた
モブ
澄珠
モブ
奈緒
そんなことを続けていたらもちろん恨まれるわけで
恨まれた相手の兄を呼ばれて
中学生3人に囲まれた
子供の僕たち二人にとっては恐怖でしか無かったし
その3人は不良で、1人は瓶を持って追いかけてきていた
奈緒
澄珠
モブ
ドサッ
奈緒
澄珠
奈緒
澄珠
澄珠
スッ
奈緒
奈緒
澄珠
パリンッ!
澄珠
澄珠
ポタッ
ひとりが持っていたガラスの瓶を投げつけていて 気づいたなおが僕を庇ってくれていた
気がつくと顔から血が出ていて
医者に見せたらかなり深い傷だと言われていた
奈緒を守るつもりで喧嘩をしていたのに 僕のせいで消えない傷を残させてしまった
澄珠
奈緒
奈緒
澄珠
奈緒
奈緒
奈緒
奈緒
澄珠
澄珠
奈緒
奈緒
澄珠
僕のせいなのに 元気づけてくれようとして 可愛く笑う奈緒を見て、初めて恋を覚えた そこからずっと、奈緒は初恋の人だ
これ以上好きにならないように、と 恋人を作ってみたりしたけど
どうしても駄目だった
この想いは誰にも言わずに隠し通すつもりでいる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!