これは物語です(我の理想)
ヌシシシ
……
ヌシシシ
皆楽しそう
イザナ
なあ、ヌシお前好きな人いるのか?
蘭
オレも気になる〜
春千夜
オレも…
ヌシシシ
あ〜…いるよ
ヌシシシ
大切な人って言える人が
春千夜
へー、誰?
ヌシシシ
〇〇だよ
蘭
そうなんだ〜!確かに可愛いよね〜
イザナ
へ〜付き合えば?
ヌシシシ
オレもそうしたいよ
ヌシシシ
でも……
蘭
ヌシ?
春千夜
何で泣いて
ヌシシシ
アハハ…何でもないよ(泣)
ヌシシシ
あれ…何でも泣いてんの…(泣)
イザナ
ヌシ……
ヌシシシ
ごめんッごめんねッ
ヌシシシ
授業始まるから先に行ってて(泣)
蘭
……
イザナ
おう…行くぞ
春千夜
……
ガチャン
ヌシシシ
……これで良いんだよね
ヌシシシ
やっと死ねる
ヌシシシ
オレの生きる価値0なんだから
ヌシシシ
これで、いいよね
ヌシシシ
死のう
ヌシシシ
止めてくれる人なんていない
ヌシシシ
嗚呼…なんでだろ
死にたいのに体が震えてる
死にたいのに体が震えてる
ヌシシシ
でも…これで解放される
ヌシシシ
ごめんね…オレの道をくれた人
グチャ
イザナ
( あれ今鈍い音g……
イザナ
ヌシ!!?
蘭
え…ヌシ?
春千夜
嘘ッ嘘ッ嘘ッだ!
ヌシシシ
( 最後は……笑顔で……
イザナ
オイ!起きろ!!
ヌシシシ
( 声がどんどんと……
蘭
ヌシッ(泣)ヌシッ(泣)
ヌシシシ
(ニコッ
春千夜
オイッまだお前と思い出を(泣)
イザナ
最後まで素の顔見せてくれないんだな(泣)
ヌシシシ
今までありがと
蘭
あれ…ヌシの声が(泣)
春千夜
ヌシ…お前は俺らの心の中にいるからな
イザナ
辛かったんだな…生きているのが(泣)
蘭
それまで孤独で乗り越えてきた(泣)
春千夜
ほんと尊敬するよ(泣)
イザナ
お前の好きな人は
蘭
きっとヌシのこと
春千夜
好きだと思うぞ
現実
ヌシシシ
皆オレのこと嫌いなんだな
ヌシシシ
こんな屑いらないか
ヌシシシ
オレは孤独で生きる
ヌシシシ
これがオレの選んだ道だ(笑)
ヌシシシ
最後まで見てくれてありがと…………
ヌシシシ
じゃーね
これは物語です






