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私は今年から一人暮らしを始めた
部屋にはひとつの穴があった
私はその穴を覗いて見た
すると、そこには赤い景色が広がっていた
それから私は毎日毎日穴を覗いた
だが、その穴の中はいつも赤い景色だった
私
と、不思議に思った
だが、それからも穴を覗き続けた
それからしばらくして大家さんがはなしかけてきた
大家さん
私
私
大家さん
私
私
大家さん
私
と、聞いてみた
すると、その大家さんは
大家さん
それを聞いた途端背筋がゾッとした
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解説
大家さんは「亡くなった方は目が赤い方だったわ」と、言っていた
『私』は「毎日穴を覗いてもずっと赤い景色だった」
という事から隣人はずっと『私』の部屋を覗いていたのである
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