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8月6日
広島県
友達
この日、俺はいつも通り友達と遊んでいた。
鬼ごっこをしていた時。
自分の頭から、帽子が落ちてしまった。
俺は、それを拾おうとしゃがんだ時。
ピカッ!!!
広島県
激しい明かりが、頭上を通っていく。
そして、次の瞬間、激しい轟音が空気を裂いていった。
ドーン!!!
広島県
とっさに目を瞑り、耳を塞ぐ。
そして、そのまま意識はなくなった。
目を覚ました時には_____
朝だったのに、一気に真夜中のように暗くなっていた。
広島県
広島県
その時、俺が一時的に視力を失っていたことに気が付くのにはしばらくかかった。
前が見えないまま、ゆっくりと手探りに前へ進んでいく。
いや、進んでいるつもりだった。
広島県
状況を理解するのにも、しばらくかかった。
手がない……?
それとも、感覚がない……?
どちらにしても、「手」というモノを失いかけていることは明らかだった。
そして、しばらくしたとき。
片目が、うっすらと見えるようにやってきた。
そして、俺は見える景色に絶望することになる。
広島県
辺りは燃えていた。
地面は真っ赤に染まっていた。
血で。
友達だったモノも横たわっていた。
広島県
俺は、絶句することしかできなかった。
恐らく、しゃがんでいた上に目を瞑り、耳を塞いでいたため俺は助かったのだろう。
そうだ……手は?
手はどうなった?
恐る恐る、自分の手を見てみる。
広島県
そこに、手はなかった。
いや、「手だった何か」はついていた。
溶けて、皮膚がどろどろになって、そんなものが。
広島県
もはや、叫ぶ気力もなかった。
そして、また意識を失ってしまった。