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ｼﾞｬｷﾝ
森崎明香里
はぁはぁ…
森崎明香里
(思っていたよりもbotの数が多い…)
森崎明香里
(早くみんなのところに行かないといけないのに…)
手下
あら？疲れてきたのかしら？
森崎明香里
いえ？あなたこそそろそろbotの在庫の心配をしたらどうですの？
手下
ﾌｯまぁ、いいわ！！botはまだまだいるの！今日のために…今日のために…
手下
準備してきたのだから！！！
手下
ははっ！
森崎明香里
(本当にそうだとしたらそろそろヤバいですね…)
森崎明香里
(でもっ！)
森崎明香里
…私の体力とそのbotどちらが長くもつでしょうね？
森崎明香里
(みんなも頑張ってますから！)
ｼﾞｬｷﾝ
森崎明香里
っと！この程度ですか？あなたの実力
森崎明香里
(だいたいbotは倒し終わった…あとはこいつだけかしら？)
手下
くそぉ！！！！！
手下
こうなったら…
森崎明香里
(まだ、何かあるのかしら？)
手下
逃げるのみ！！！
森崎明香里
(……え)
森崎明香里
あらあら…まさかの逃亡ですか…？
手下
ﾀｯﾀｯﾀｯ
森崎明香里
はぁ…
森崎明香里
botに頼ってあなたは何もしないのですね。
手下
ﾋﾟｸｯ
森崎明香里
貴方が一生懸命に作ったbot…本当にすごいと思います。正直私はBotを倒すのがとても大変でした…
森崎明香里
そこで1つ
森崎明香里
あなたは天才です。
森崎明香里
ですが、その力を貴方は街のため…いや、国のために使わず人々を傷つけるために使いました。
森崎明香里
正直とても残念です
手下
ﾊｯ
〜回想〜
手下(幼少期)
ママぁ〜パパ〜
お母さん
どうしたの？
お父さん
なんだ？
手下(幼少期)
みて〜お掃除ロボット〜！
お父さん
！？
ｶﾞｼｬﾝ
手下(幼少期)
あ…あぁ！なんで壊すの！
ﾊﾟﾁﾝｯ
手下(幼少期)
痛っ！な、なんで…
お父さん
誰がこんなガラクタを作ろと言った！
お母さん
あの例の物は？できてるんでしょうね！
手下(幼少期)
あのちっさい尖った怖いもののこと？
お母さん
えぇ、そうよ
手下(幼少期)
あんなの！嫌だよ！
手下(幼少期)
なんであんなもの作らせるの！一体なんのために！？
お母さん
あんたには関係ないでしょ！
お母さん
お前は！ただ言われた通りにすればいいだけよ！！！！
お父さん
そうだ！お前みたいなやつが口答えするな！！！
手下(幼少期)
……あ、あぁぁ…
お母さん
ﾌｯ…残念だわ
お父さん
あぁ、残念だ…
手下
なんでよ！！！！
手下
どうして私だけ！私だけっっっ！！！
手下
こんな思いをしなくちゃいけないの！？！私が何をしたの！？
森崎明香里
！？
森崎明香里
(感情が暴走して…る？)
手下
ずっと子供の頃から言われたものだけ作り続けて！！！
手下
ほんとは…本当は…みんなが笑って幸せになるものを作りたかった…((ﾎﾞｿｯ…
手下
みんなの喜んでいる姿を見たかった…なのにぃ……！
森崎明香里
……
森崎明香里
(こんな人の気持ちをめちゃくちゃにして…この組織…許せない…)
森崎明香里
ﾀｯﾀｯﾀｯ
森崎明香里
ねぇ、あなたの名前は？
手下
……！
手下
私の…名前……
手下
T・K……ううん違う
手下
私の名前は楓
手下
花里楓……！(ﾊﾅｻﾞﾄｶｴﾃﾞ)
森崎明香里
楓……か、いい名前ですね！
花里楓
…ありがとうっ
森崎明香里
さてっと、ここは危険よ。早く逃げなさい
花里楓
あなたも危険よ！ここから先は…っ！
花里楓
危険すぎる……
森崎明香里
ﾌﾌｯ…心配してくれてありがとうございます！
森崎明香里
ですが、この先には私の大切な仲間がいます。どれだけ危険でも私は行きます。それに…
森崎明香里
ｷﾞｭｯ←手を握る
森崎明香里
私は戻ってきますよ
花里楓
……!!!
花里楓
はいっ！必ず戻ってきてきてください！
ﾋｭﾝ
花里楓
消えた…？
花里楓
ん？さっき握られた手に…紙？
花里楓
ﾌﾌｯ気づきませんでした！さすが、スパイですねっ！
花里楓
(私のドン底から救ってくれた…優しい人…
絶対に帰ってきて下さねっ！でないと私が許しませんから！)
絶対に帰ってきて下さねっ！でないと私が許しませんから！)
ｼﾞｬｷﾝ!!
ｷﾝｯ
女の子
てやぁぁぁぁぁぁぁ！！
天野杏奈
ﾋｭﾝ
お兄ちゃん
はぁぁぁぁぁぁぁぁ！
天野杏奈
ﾌｯ
お兄ちゃん
ｸﾞﾌｯ
女の子
っ！お兄ちゃん！
天野杏奈
…ここまでかな？
女の子
くっ！
お兄ちゃん
ご、ごめんな…
女の子
お兄ちゃんは悪くない！悪いのは……！
女の子
お前だっ！！！
天野杏奈
っ…私だって…
天野杏奈
私も…本当はこんなこと嫌なんだよ……
天野杏奈
君たちのボスを倒さなくっちゃ…
天野杏奈
君たちのボスがどれだけの人の命を奪ったかっ！
女の子
ボスはっ……私たちのボスは！！！
女の子
私たちの恩人なんだ！！！
女の子
バカにするなぁぁぁぁぁぁ
お兄ちゃん
もう、いいよ…
お兄ちゃん
俺たちの負けだ…
お兄ちゃん
強くなったと思ってた。だが、思ってた「だけ」だったんだな…
お兄ちゃん
お前には…叶わないよ…
女の子
お兄ちゃん…！私は嫌だ！私はもっと…強くなって！！！……！
女の子
…お兄ちゃん…ごめんね。
お兄ちゃん
え……？
天野杏奈
注射器……？
お兄ちゃん
おい！！！だめだ！それを使ったら……！
女の子
ﾆｺｯ
お兄ちゃん
……っ！樹ぃぃぃぃぃぃぃぃ
ﾌﾟｽｯ
女の子
あぁ！！快感…♡
天野杏奈
な、何が起こって……
女の子
キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッッ！！！！
女の子
これで！！！私も強くなった！！！！！！！！！！！！！！！
ｼｭﾝ
天野杏奈
なっ！はやっ！！
天野杏奈
ｸﾞﾊｯ
女の子
キャハハハッ
天野杏奈
なんなの！？これ！？
天野杏奈
さっきと全然違う！
お兄ちゃん
樹…樹……いつきぃぃぃぃぃぃぃぃ
女の子
ほらほらほらほらほらほらほらほらほらほら！！
天野杏奈
ｸﾞｯ、ｸﾞﾊｯ
天野杏奈
スーハースーパー
女の子
お姉さんってぇ？こんなに弱かったっけぇ？
お兄ちゃん
っ！！おい！そこのスパイ！！
天野杏奈
ん？なぁに？私そんなに余裕じゃないから手短にお願い！
お兄ちゃん
わかった…俺の妹が使った薬は使うと興奮し身体能力はとても上がるが…興奮状態が終わると…高確率で死ぬ
天野杏奈
！？……わぉ…
天野杏奈
で！私にどうしろと！？
お兄ちゃん
すまないがそいつを気絶させてほしい…俺が治す薬を持っている…だが、今の状態だと無理だ
天野杏奈
ふーんなるほど…
お兄ちゃん
お願いだ！！俺の大事な妹…樹を助けてくれ！
天野杏奈
わかった、できる限りの事はする
お兄ちゃん
あ、ありがとう…
天野杏奈
妹の命はこの私に任せなさい！！
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