楓
で、その体でどう戦う
つもりだ?
つもりだ?
柊
十分に動けなくても
銃さえあれば問題ない
銃さえあれば問題ない
カチャ
楓
ふーん......
柊
それと
柊
僕はこの通りほとんど動けない
柊
だから、お前は魔術禁止にしてくれ
柊
...どうだ?
楓
......
僕が魔術を使わないことでアイツにとっての得と いえば
僕の回復ができなくなることだけ...
体力に関してはほとんど無いアイツに対して 僕はほぼマックス
それに、アイツの魔術は毒
あの戦法があるため、僕はそもそも魔術を使うつもりは無い......
楓
いいだろう
楓
条件はそれだけか?
柊
あぁ
楓
...
バカだな...
これは所詮、一時的に蓮達を僕から守るための突発的な行動
僕の魔術が使えないところで、こいつに勝ち目はない
まぁ、どう楽しませてくれるか...期待しておこう
パァン
楓
......
柊
チッ......
楓
今のが当たるとでも?
パァン
パパァン
柊
う"...ぐッ......
楓
...まさか
楓
これで終わりじゃない
だろうな?
だろうな?
柊
ッ...
パパァン
楓
......
少し掠った...
油断したな
柊
ッ.....
蓮を庇うため咄嗟に動いてしまったが...
特に作戦なんてない
こうして立っているだけで限界の僕に楓を倒す術 なんてない......
楓
......ハハッ
楓
もう限界か?
楓
そうだろうな
楓
瑠衣の薬を打ち込まれて
平気なわけがない
平気なわけがない
楓
少しでも楽しめると期待
した僕がバカだった
した僕がバカだった
柊
ッ......
楓
殺す...
楓
安心しろ
すぐに蓮も送ってやる
すぐに蓮も送ってやる
柊
蓮を殺すということは...
柊
もう爆発させるつもりだな?
楓
勿論
柊
じゃあまだ死ぬわけには
いかない
いかない
楓
...諦めろ
お前には無理だ
お前には無理だ
楓
蓮も人間を恨んでいる
楓
きっと自らを犠牲にしても人間を滅ぼしたいはずだ
柊
そんなわけないだろ
楓
いや、アイツはお前が
思っている以上に
思っている以上に
楓
人間を恨んでいる
柊
そんなわけ...!
楓
幼い頃に両親を殺され
楓
魔術師が人間に殺される
場面を何度も見てきた
場面を何度も見てきた
楓
平気そうな顔をしているが
楓
もう限界のはず
柊
ッ...お前に
柊
お前に蓮の何がわかる!?
柊
家族でもないお前が
蓮の気持ちなんて分かる
はずないだろ!
蓮の気持ちなんて分かる
はずないだろ!
柊
アイツがどれだけ辛い思いをしてきたか...!
楓
...
柊
お前も蓮を苦しめただろ!
柊
俺を殺したのもお前
柊
蓮を好き勝手利用して...
柊
家族でもなんでもない
お前が...ッ!
お前が...ッ!
柊
お前さえいなければ
蓮は苦しまずに済んだッ!
蓮は苦しまずに済んだッ!
楓
...これは言いたくなかったんだがなぁ......
柊
...なんだ?
楓
...お前らは
楓
僕の子孫だ
柊
ッ.....!?
楓
お前らは僕の計画のための駒として生まれたんだ
楓
君の父親は僕の計画に気づいてしまった
楓
君達を生かそうと逃げた
楓
だが、僕に見つかる前に
人間に見つかった
人間に見つかった
楓
それで君達がたまたま
僕の国に逃げてきた
僕の国に逃げてきた
柊
な...に、を......
柊
そんな...わけ......ッ
楓
君達は最初から僕の駒に
なる運命だった
なる運命だった
柊
ッ......
嘘だ...そんなわけ......
父さんはこんな奴の子孫じゃない...
楓
お前とは1度だけ幼少期に
会ったことがある
会ったことがある
楓
お前の父親が家に招いて
くれたんだ
くれたんだ
楓
その時にお前らの家に
カメラをしかけた
カメラをしかけた
楓
勿論、父親に許可は貰った
柊
...それがどうした
楓
蓮はとても家族思いな奴だ
楓
自分のせいで家族が苦労していると毎晩泣いていたぞ
柊
え......っ...
楓
何度か自殺も考えている
様子だった
様子だった
柊
嘘だ......
楓
...兄貴の癖に気づいてやれなかったのか?
柊
そんなわけない......
柊
蓮は...
確かに、蓮は家ではいつも暗かった
笑っていた時もどこか無理をしているような顔で...
柊
蓮が苦しんでたのは...
柊
僕のせい.....ッ?
楓
そうだ
楓
お前が気づいてやれば
良かったんだ
良かったんだ
柊
う、そ...だ......
楓
...
柊
全部...僕の......ッ
ドサッ
楓
...ニヤ
楓
バカが
瑠依
...これでいいかしら
楓
あぁ
蓮
ッ...兄さ........ッ
ゾム
な、何が起きたんや?
急に兄さんが倒れた...
楓は何もしてなかったのに...!?
楓
見事に瑠衣の魔術に
ハマったな
ハマったな
瑠依
そうね
シャオロン
魔術...!
鬱先生
どんな魔術やったんや...!?
瑠依
私の魔術は相手に幻覚を
見せる
見せる
瑠依
私は彼が一番苦しむ幻覚を
見せただけよ
見せただけよ
瑠依
まさか倒れるほどとは
思ってなかったけど
思ってなかったけど
楓
アイツは僕の魔術だけ禁止しただけですから
チーノ
卑怯っすよ!他の人の力を借りるなんて!
楓
僕はこれ以上の条件はないかと聞きました
楓
ないと答えたのは彼です
楓
僕はルールの範囲内で
戦っただけ
戦っただけ
楓
考えが甘かった彼が
悪いんですよ
悪いんですよ
蓮
ッ.........
楓
さて...そろそろ貴方達には飽きてきました
楓
終わりにしましょうか
??
待てッ...!
楓
っ...!?
𝐍𝐞𝐱𝐭 ▷▶▷ ♡50







