コメント
22件
久々に来たよぉー!また仲良くしてくれると嬉しいな! あとストーリ凄い!見ててどうなるんだろう?って凄く見てて感動した!
あみ仙人.お迎えです!
いい( ˙-˙ )とても。 考えさせられる物語ですねぇ(´-`).。oO
私はいつもひとりぼっちで
学校へ行く時も帰る時もひとり
そんな私に話しかけて来たのが彼女だった
そんな独り言を呟いていた時
彼女が話しかけてきた
ひとりのクラスメイトに話しかけられる
普段教室では明るい彼女だったが
私に対しては、何か怯えているようだった
彼女は微笑んでいたが、口は笑っていなかった
私は直ぐに彼女が折りたたみ傘なんて持っていないことが分かったので
少し低い声で返事をした
私は傘を持たずに、濡れながら歩いて帰った
少し震えているのが分かった
だって私は、 彼女の優しさに応えず、冷たい返事をしたから
私は小さく溜息を吐いた
そして雨で濡れた蕣を眺める
背後から声がする
そう告げて私は帰って行った
今度は大きな溜息を吐く
改めてそう感じた
いつも通りに席に着く
その大声でクラスメイトがこちらを向く
そう言われた時、 少し私は驚いた表情をした
何故彼女が謝るのか、と
私は本を机に置き、ここから離れようとする
────またやってしまった
いきなり言われても驚く
私は人の目を気にした
私は大声を出してしまった
私の嫌いな大声を、私が出してしまった
ー帰りー
今日は傘を持っている
ひとつだけ。