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いつからだろうか
人をこんなに恨んだのは
俺に生きる意味は
あるのだろうか
トウマ
トウマ
トウマ
トウマ
いじめられた俺は 学校を休みがちになった
友達からも最初は励まされたり していたがもうされなくなった
先生もなかったことのように 扱い始めて
親は気合いが足りてないだとか 根性の問題だと言う
誰も助けてくれない
味方が居ない
トウマ
そう思った時だった
突然体がふらっとして そのまま倒れ込んでしまった
意識をそっと失っていく
…
………
この辺で終わりにしようかしらね〜
ん…あの黒いのは一体?
え!?人が倒れてる…!
急いで運ばなきゃ…!!
家とは違う匂いだ
病院でもない
優しい、木の匂い
微かにりんごの匂いもする
ここはどこだろう
ルー
トウマ
理解が追いつかない
始めてみる人だ… 親戚にこんな人いなかったはず
ルー
ルー
トウマ
ルー
トウマ
ルー
ルー
トウマ
トウマ
ルー
トウマ
ルー
ルー
ルー
トウマ
って、何俺は冷静に 会話をしてるんだ?
早く家に帰らなきゃ
トウマ
ルー
ルー
トウマ
俺はベットから身を 乗り出して階段を降りる
玄関まで駆け、扉を開く
そこには信じられない光景があった
鮮やかな花と青い空 自然が広がるその奥に幻想的な村 賑やかな音楽が聞こえてくる
今にも冒険に行きたくなるような そんな…
異世界だった
トウマ
高い崖に建てられた木の家 ここがルー・トリガーという 人物の家
崖を下り真っ直ぐ進んだ 辺りには村がある
家の後ろには森 きっと、ここで倒れていたんだろう
周辺には色とりどりの花が 咲いていて落ち着く
ルー
トウマ
トウマ
トウマ
ルー
トウマ
全身に強い衝撃が走った ここが異世界なんだと、その 事実を突きつけられたようだ
もう、受け入れるしかないほどに 異世界であるという根拠は充分に 揃っていた
俺は膝から崩れ落ちた
ルー
ルー
トウマ
トウマ
トウマ
トウマ
俺を異世界に 連れてきたんだよ!
情けない声が空に響いた 俺は自分が生きていることに 苛立ちを覚えて頭を地面に 叩きつける
トウマ
トウマ
泣きじゃくりながら草を ぐちゃぐちゃに握りしめる俺を ルー・トリガーは抱きしめた
ルー
気付いたらルー・トリガーも 泣いていた 頬に伝る一筋の涙はまるで 宝石のように輝いていた
ルー
俺はその質問に はい とは答えられなかった
ルー
ルー
俺は太陽に照らされ 女神のように思えるルー・トリガーの 手を取っていた
ルー
ルー
ルー
トウマ
ルー
トウマ
ルー
トウマ
ルー
ルーがアップルパイを焼いていたので それを囲みながら
こんな感じで、賑やかに お互いの事を話した
ルー
トウマ
首を捻って不思議そうな顔をされてしまった
トウマ
なんて説明すればいいんだよ!! さっきからルーの頭上に?が 出まくってる…
ルー
トウマ
ルー
トウマ
トウマ
ルー
トウマ
ルー
ルー
ルー
ルー
トウマ
ルー
トウマ
ルー
ルー
トウマ
ルー
ルー
トウマ
ルー
トウマ
ルー
トウマ
ルー
今日から冒険に向けて 特訓開始よー!!!!
こうして、森から始まる 俺の異世界物語が始まった
何があるかなんて想像もつかない
でも俺は世界にいる時より 異世界にいる今の方が 楽しめそうだと感じている!