3月31日
もうすぐ春が訪れようとしていた
あんず
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だめ…!
あんず…にげて
あんず
あんず
は…?
何言ッ
あんず
あんず
あんず
あんず
ぁ…
…
気付かないふりをしようと思った
いや
気づかないでいたかった
仲間を失ってから
感情
というものも分からなくなっていた
あんずと過ごして
心の底からしっかり笑えた
その気持ちは分からなかったけど
今ならわかる
俺も好きだった
こんな誰もいない
灰みたいな世界で
気付かないふりをして
遠回りをしちゃったけど
好きだって気づいたよ
これが
この世界の最後の告白かな
バイバイあんず
rd
rd
rd
あんず
あんず
好きだって言えてよかった
またね
数日後
あんず
あんず
あんず
あんず
あんず
あんず
青鬼の呪い
寿命を吸うこと
あんずの寿命はらっだぁがタヒんでから
残り数日しか残っていなかった
らっだぁのタヒから数日後
あんずの魂は儚く散った
誰もいない灰のような世界には
この世界で生きてた
たった2人の
恋と絆が残っている
最初の出会いは秋
そこから日を重ねていった2人の絆は
とても深いだろう
あの世で仲間と一緒に
楽しく過ごせているだろうか
杏(あんず)の花言葉
乙女のはにかみ
信頼
偽りのない心
"臆病な恋"
あんずとは春の訪れを告げる花
らっだぁという太陽で咲いた花は
春の訪れから数日で散ってしまった
𝓯𝓲𝓷
…
𝒆𝒑𝒊𝒍𝒐𝒈𝒖𝒆
らっだぁのチラ見した先には
あんずの花があった
出会ったのは秋
なぜその時期にあんずの花が咲いていたのだろうか
コメント
1件
最後のは運営の人達が咲かせてたらなぁって言うただの妄想or願望でした。