レオ(主)
はい、どうもみなさんこんにちは!レオです!
レオ(主)
満月の夜に、君と。
レオ(主)
第8話早速やっていきましょう!
ガチャ、
桃
(終わったーっ...)
桃
(なんか疲れたなぁ...)
紫
みなさん、アーニー様...、先ほど魔王様の力によってお亡くなりになられた、元次期魔王候補の方です。
紫
あの方は、次期魔王様になるために、魔法の練習を誰よりもしていました。
紫
その実力は確かなものです。みなさん、お怪我はございませんか?
青
あ、はい。黄くんとるぅたくんが守ってくれたので。
紫
そうですか。よかったです。
紫
赤さんも、大丈夫でしたか?
赤
は、はい...さっきは、本当にありがとうございます...
紫
いえ、私は当たり前のことをしたまでです。
紫
桃さんも、大丈夫でしたか?
桃
...はい。橙が守ってくれた、ので。
紫
そうですか。みなさん無事でよかったです。
桃
...。
青
...。
赤
...。
紫
...。
桃
(くそ気まずい...)
紫
...それでは、私は用事がありますので、ここで失礼いたします。
紫
翌朝、お部屋までお呼びします。
桃
あ、はい。
青
ありがとうございます。
赤
紫さんも、ちゃんと休んでくださいね。
紫
...、
赤
すっごい忙しそうだってので...
紫
...ありがとう、ございます。
紫
それでは明日に備えて、しっかり休んでくださいね。
桃
はい。
青
じゃあ赤くんも、桃くんも、おやすみなさい。
青
紫さんは、頑張ってくださいね...
青
ってあれ、もう行っちゃった...
赤
なんかいつもいつの間にかどっか言ってるよね、紫さん。
桃
じゃ、明日も早いらしいし、さっさと寝ようぜ。
青
そうだね。
赤
おやすみなさい。
桃
おやすみー。
ガチャ、
桃
ふぅ...疲れたぁ...
桃
今日はもう寝よ...
ん...
桃
っは!?
そうか、今異世界にいるんだった...
橙
桃ちゃん、!
桃
あれ、なんで橙がっ?
あれ、なんでだろ...
なんか...全身が...焼けるように、痛い...
橙
だめだ、桃ちゃん!
だめ...?
なにが...?なにが、だめなの、?
橙
逃げろ!
逃げる...?
橙...、
俺だってそうしたいんだけどな、...
体が動かないんだ...。
紫
さん、
紫
桃さん!
桃
っは、
桃
(なんだ...夢か...)
紫
どうされましたか。
桃
紫、さん...
紫
随分とうなされてましたけど。
桃
...。
紫
...?
桃
いえ、なんでもありません。ありがとうございます。
紫
...よかった...
桃
(心配、してくれてる...?)
桃
(にしても、なんだったんだ、あれは...)
紫
...。
紫
朝食のお時間でございます。
紫
赤さんと青さんも待っております。
桃
えっ、そうなんですかっ?
桃
ごめんなさい。今行きます!
紫
...。
ガチャ、
青
あ、桃くんやっと来たー!
桃
ご、ごめん遅くなって。
赤
もー...じゃ行こう?
青
そーだね!
桃
(あぁ...変な夢見たからかなぁ...気分悪...)
紫
...桃さん?大丈夫ですか?
桃
あっ、はい。大丈夫です。ありがとうございます。
赤
桃くんなんかあったの?
桃
い、いやほんと大丈夫だから。
青
ふーん...?
紫
では行きましょう。
桃
はい。
橙
桃ちゃん!やっと来たぁ!
魔王
橙。
橙
あっ、ごめんなさい。
魔王
紫、来い。
紫
御意。
魔王
...、~~~~~~。
紫
...了解です。ですが...
紫
~~~~、~~...?
魔王
そんなことわかっておる。
魔王
だが今この選択をしなければ、いずれ異世界は滅びてしまう。
魔王
紫はそれでもいいのか?
紫
...いえ、申し訳ありませんでした。
桃
...?
魔王
よし、決まりだ。紫、魔王候補たちを呼んでくれ。
紫
御意。
びゅんっ
レオ(主)
はい、どうだったでしょうか!
レオ(主)
満月の夜に、君と。
レオ(主)
第9話もぜひ見てください!
レオ(主)
それじゃあみなさん、ばいばい!