主
最終話
主
地雷さん❌
主
通報NG
主
それでは〜
mz
お前は、師匠じゃない、
mzの声が楽屋に響いた
笑っている師匠がわずかに表情を揺らして笑って答える
あお
またまた〜そんなこと言っちゃって
あお
僕が青じゃなかったら誰なの?笑
けれど、誰もその声に笑わなかった
aki
そうですよ!
aki
最近の師匠、笑い方かわりましたよね?
あお
え笑?
aki
笑ってるのに、なんか耳に残らない、音がかるいんですよ、
pr
俺も、
pr
夢でみたんや
pr
誰もいない部屋で
pr
頑張ったよね?って、泣きながら
mz
、
mz
これ
mzはスマホの画面を見せる
そこには、未送信になったままのメール
「もう、誰にも声が届かないかもしれない」
「それでも、僕はみんなのことが大好きだよ」
pr
っ、
aki
師匠、
これは、偽物が絶対に言わない言葉達
誰よりも明るく
誰よりも強がっていた
本物の師匠が
心の奥に閉じ込めていた弱さ
あお
ポロッ
涙と共に偽物、いや理想の師匠がホログラムのように消えていく
mz
もう、いいんだよ。
aki
君は、師匠の願いだったんでしょ?
pr
嫌われたくなくて
aki
愛され続けたくて
mz
ずっと完璧でいようとした
pr
師匠自身の、理想やろ?
師匠は、うつむいて、震えた声で言う
あお
だって、ポロッ
あお
弱い青じゃ、みんなに必要とされないと思ったからポロッ
青
っ、
青
そんなわけないっ!
pr
っ!
aki
っ!
mz
っ!
aki
師匠!
青
勝手に決めないでよ…!
青
僕だって、そんなこと何回も思ったけどっ!
青
それでも、
青
強い僕がいたから!
青
僕はここまでやって来れたの!!
あお
、
あお
__じゃあ、僕はもう消えるの?(震え
青
違う、君は消えるんじゃない
青
戻ってくるの、僕の中に
師匠がゆっくり手を伸ばす
青
ありがとう
青
支えてくれて
青
これからは、僕が
青
僕を抱きしめる番!ニコッ
あお
っ!
あお
、
あお
ニコッ
あお
うん、!
あお
ただいま、!
そうして、もう1人の師匠は粒状になって、消えた
けれどきっと
師匠の中に残るのだろう
pr
…おかえり、なさい
akiが肩を叩き
mzが師匠の背中をそっと押す
師匠は、ぐしゃぐしゃになって
泣きながら答えた
青
うんニコッただいま、僕帰ってきたよニコッ
久しぶりに配信開始ボタンを開く
青
ふぅ、よし!
青
わこ青!
青
え〜今日はね、ちょっと本音部屋をやりたいと思います
カメラに映る自分は
前より少しだけ目の疲れがあった
もう1人の僕がここを守ってくれてたんだ、、
でも
笑顔は今までで一番
温かかった
青
僕、弱いし、完璧じゃないし!たまにすごく不安になる、
青
それでも!
青
今の“僕”でいいって言ってくれる人がいるなら
青
僕、ちゃんとここにいるよ!
コメ欄は止まらない
「おかえり」
「大好き」
「青くんは、青くん」
あぁ、
画面の向こうに確かに
青は存在してたんだ
主
はい!
主
最終話どうでしたか?
主
連載が落ち着いてきたので
主
新しいのもやろうと思います!
主
ばーい







