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恋愛短編

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恋愛短編

1 - 恋愛短編

♥

5

2021年10月30日

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絶対実らない恋をした。

なんでって?だって

相手は女の子だから

しかも好きな人だっている

君はさ、私の気持ちなんて知らないんでしょ?

だから呑気に恋愛相談とかしてくるんでしょ?

私の気持ちを君に言ったら気持ち悪いと思うだろうね

今の関係が無くなるだろうね

もう…話さなくなるだろうね

私はそれが嫌なんだ

だから…今日もこの気持ちを心の奥深くに閉じ込める

『男に生まれればこの恋は実ったかな』

何度も何度も考えた

『死ねば男になれるかな』

本当に死にたかった

でも君はこう言った

『君がこの世から居なくなったら 私もついていくからね?』

『私は死んでいいけど 君は悲しむ人が居るからダメだよ』

私はこう言った

すると君は

『何いってんの?ここに居るじゃん 君が死んだら悲しむ人が』

だって君は彼氏のことで頭がいっぱいで、

私の事なんて気にしてないと思っていたからだ

私は戸惑った

私を見て君は笑った

『なんで笑うの?』

『だって君が戸惑っているから』

君はそういった

『だっていつも無表情の君が戸惑っているんだよ? こんな可笑しい事笑うに決まってるじゃん』

私もつられて笑った

多分…いや始めて笑った

君は凄く嬉しそうだった

私も嬉しくなった

しばらくして私は君に

『私さ、好きな人いるんだ』

すると今度は君が驚いた

そして君は静かに泣いた

私はどうすることも出来なかった

ただただ静かに立っていることしか

しばらくして君は泣き止んだ

そしてぽつりぽつりと話しはじめた

『私…たった今失恋しちゃった』

私は訳がわからなかった

『私の好きな人ね…君だったんだよ?』

私は一瞬戸惑った

そしてこう言った

『ねぇ…私の好きな人ね…君なんだよ?』

『両想いだね』

『ねえ…私たち付き合わない?』

君は笑ってこう言った

『良いよ。私でいいなら』

END

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5

コメント

7

ユーザー

…素敵や…

ユーザー

ううぅ…羨ましい…。

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