さとみside
トントンッ
ドアのノック音に反応して 俺はヘッドホンを外しながら振り返る
「 入ってもいーい?」
少し甘えた彼の声
今日はそういう日かな、 なんて淡い期待を抱きつつ
「 いいよ、おいで 」
彼が甘えやすいように おいで、と優しく返事する
入ってきたと思ったら すぐ俺の胸の中に飛び込んできて
「 僕今日えっちしたい、、 」
「 さとみくんに御奉仕するのっ、」
「 えっ、、と?」
「 だめ、、?」
いや俺としては願ったり叶ったり なんだけど
「 いや嬉しいけど、」
「 急にどうして? 」
「 今日ね、、 」
るぅとside
ツボに入って笑ってる彼
最初はなんで笑ってるか さっぱり分からなかったけど
「 本気にしちゃったのねw 」
この一言で騙されてたことに気づいた
遡ること数時間前
るぅとくんもう夜ご飯食べた?と なーくんからメッセージ
まだ食べてません! そう返信すると奢るよ、と返ってきた
なんだかんだで、 お店に着いてから喋ること1時間
「 さとみくんとはどう?」
「 楽しいですよ 」
その後は少し惚気けながら 近況報告
そしたら急になーくんが
「 どのくらいのペースでしてる?」
さらっと言うものだから 驚きがあとから来て
危うく飲み物を吹き出すところだった
「 えっと大体週1とか、、?」
「 まじで?」
「 え、多いですかね?」
「 んーと、違くて 」
返事を濁されたものだから 気になってしまって
「 気になります、」
この後の話の内容が問題で
週1は割と少ないかも もっと大胆に攻めてかないと! とのこと
ここまではよかった ここまでは
「 大胆に攻めるって例えば、、? 」
「 自分からえっちしたいーとか 」
「 今日は僕が御奉仕する!とかね 」
「 なるほど、、」
「 攻めないと飽きられちゃうよ! 」
「 でこうなったって訳かw 」
未だにけらけら笑ってるけど 僕は必死だったの!
そう思いながらほっぺを膨らませると
「 必死だったんだろ? 」
こくんと頷くと さとみくんは僕の喉にキスをした
コメント
11件
すきすぎる、
最高すぎる、 桃黄めちゃくちゃ良すぎるよね
やば怖うちこっちの方が好き(あ)