ズリッ
涼架
滉斗
僕、寝ちゃってたな
涼架
プルルルルル
涼架
滉斗
涼架
ぽちっ
涼架
彼氏
涼架
彼氏
涼架
彼氏
涼架
彼氏
涼架
滉斗
涼架
彼氏
涼架
プツッ、プープー…
涼架
また怒らせちゃった。 なんでGPSを忘れたんだろう。
滉斗
涼架
滉斗
この人は僕のために怒ってくれている。
こんな人もいるんだ… いや、こっちが普通か…
涼架
ぎゅ
涼架
滉斗
涼架
これは優しさであり、浮気ではない。
この人になら、甘えても良いのかも。
二度目のハグも、一度目と変わらぬ ぬくもりがここにはあった。
夕方になり、帰宅の支度を整える。
洗濯済みのスカートに足を通し、 靴を履く。
涼架
滉斗
涼架
滉斗
滉斗
滉斗
涼架
滉斗
滉斗
ぎゅ
あれ、また僕、ハグしてもらった。 …この人はどこまで優しいのだろう。
滉斗
滉斗
涼架
滉斗
涼架
主
家に帰る道。 この先、お仕置きが待っていると思うと 凄く辛いけど…
涼架
心だけは幸せだった。
なのに…
涼架
彼氏
涼架
彼氏
彼氏
ボコッ
涼架
ここ外だよ、なんて言う時間も無い程に ボコボコに殴られた。
彼氏
涼架
涼架
髪の毛を掴まれ、平手を受ける。
涙が止まらなくて、痛くて、 なにより辛い。
彼氏
彼氏
これは浮気相手に会いに行く合図。
涼架
彼氏
彼はブツブツ言いながら、 通り過がって行った。
涼架
今日はまだマシな方。 酷い時は、フライパンとかで 背中をバンッとやられる日もある。
涼架
痛い頬を擦りながら僕は家へと帰った。
あまりにも痛すぎる体を起こし お風呂を沸かした。
涼架
ソファに座ると彼の匂いがぶわっと 部屋中を漂う。
こんな匂い、嫌い。大嫌いだ。
もっと優しくて、暖かくて… 若井さん…みたいな、
涼架
見てみると、引っ張られヨレヨレに なってしまった上着。
引きずり回され、破れたタイツ。
涼架
足をパタパタさせるとほんのり香る 若井さん家の柔らかい匂い。
涼架
スカートを脱いで、鼻に押し当てる。
涼架
会いたくなっちゃった…
涼架
涼架
藤澤が帰った後、ソファに座る。
先程まで膝で眠っていた彼女は もうここにはいない。
それだけなのに、
滉斗
心配で堪らなくなる。
やばい
滉斗
そう思ってしまう俺は
おかしいのだろうか。
どうも主です。 長々と失礼します🙇♀
短編集の方もコメント頂きまして、 ありがとうございます! 時間縫って書かせて頂きますね。
主
コメント
4件
すごい良かったです👍 続き待ってまーす!
フォローしました!続き待ってます( *´꒳`* )
めっちゃ良かったです…続き待ってます!ひろぱ早く涼ちゃんのこと助けてあげて〜(泣)