君と再び

キーンコーンカーンコーン

6月の中旬の昼休み。 教室の喧騒を背に、眞帆は親友の雪華の席に向かおうとしていた。

けれど、その途中で 眞帆は足を止めた。

雪華が隣の席の鈴木結太と、 何やら楽しげに笑っている姿が眞帆の目に入ったからだ。

結太の手元には、学校で支給されている学習用パソコンがあり、その画面を2人で除きこみながら、何やら笑っていた……。

と思い、眞帆は2人から少し離れた場所でそっと様子を伺った。

眞帆は少し拍子抜けしたかのように息をつき、自分の席に戻った……。

その日は特に何も起こらず終わったが、翌日もその次の日も雪華と結太が一緒に笑い合う姿が続いた……。

眞帆は段々その光景に違和感を覚えようになった。

眞帆はそう思うのと同時に、 自分の中でモヤモヤっとした感情が広がって行くのを感じた………。

そしてその数日後……。 眞帆はとうとう意を決して、その輪の中に飛び込んだ。

最初は気まずい沈黙が流れ、 眞帆はどう振舞って良いのか分からず、困っていた…。

けれど、結太が

と言って眞帆にもパソコンの画面を見せてくれたことで、少しずつ、話が弾むようになった☆。.:＊・゜。

結太の突っ込み画像のセンスは意外と良く、眞帆もつい笑ってしまったのだった……。

… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽