てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん
今日は体育祭。
皆可愛くしてる。
私はあまり興味がなくて。
自分を可愛くしてる暇があるのなら、
グク君を見つめていたい。
ほら、友達と笑いあって。
天使…ううん。それ以上に可愛いし、かっこいい。
だけど、もうこの気持ちは君に一生届かない。
でもそれでもいい。
君の幸せは私の幸せだから。
はぁ…始まっちゃったよ体育祭。
私が1番嫌いなイベント。
私運動できねぇから…
だけど、私が今1番楽しみにしている事。
それはグク君。
楽しみにしてるのは…私だけじゃない。
もう全校生徒の女子が楽しみにしてるはず。
グク君は私と違ってめちゃくちゃ運動できるから
それがもっと楽しみにさせる理由。
あ、ほら。そんな事考えてたらグク君の出番。
○○
女子達
女子達
女子達
グク
女子達
○○
これ…ほんとに体育祭?
グク君のLIVEにしか見えないんだけど…
そんなこんなで体育祭終了。
ほんとに疲れたぁ…
まぁそれより、グク君のかっこいい姿が見れたからよかったけど♪
あ、グク…君…
女子にめちゃくちゃ囲まれてる…
。。。
はぁ…私もあそこに混じりたい…
だけど、あそこに入ったら…もう…
あぁ~怖い…
だから混じれない。
。。。
今日は体育祭。
青春する日!!
よし!勇気を出して!!!
○○
う、うわぁ…近くで見るともっと怖い…
だけど…もう…行くしかない!
○○
○○
うわっ狭っ
○○
あっ!1番前に来れた!!
うわぁ…綺麗なお顔…
私なんかがこんな人、好きになっていいのかな…
グク
ん?何か探してんのかな?
…いっ、今こそ!話しかけるチャンス!!!
そう思い、こんなざわざわしてて、
誰の声も聞き取れない中、私は言った。
○○
グク
見つけたっ!みたいな顔してこっちを見た。
えっ!?今の聞こえた!?いやいやw私なわけないじゃんw
そう思って後ろを向いた。 だって、絶対私じゃないと思ったもん。
他の人のこと見てんのかなぁ~って思ったから。
それで後ろを向いた途端。
グイッッ!!!
○○
うぇ?腕引っ張られた?
グク
へ?
今…私何されてる?
状況を把握するには5秒必要だった。
5秒たってやっと把握した。
あ、私グク君にハグされてる。
…え?
状況は把握できたけど…
そんな事ある?
でも…このいい匂い。
もしかしたらと思い、上を見上げてみると、
とっっっても素敵な顔立ちのグク君がこっちを見てる…
まじだ…まじでハグされてる…
んな事思ってたら…
グク
俺、○○ちゃんの事好き。
そうグク君が言うと、周りの女子が静まり返った
皆めちゃくちゃびっくりしてたけど、
1番びっくりしたのは勿論私。
だってまずグク君に○○ちゃんって言われたし、
その前に…
私の事…好き…って…/////
今日…私死ぬのかな…
いや、もう人生一生分の運使い果たした感じ?
絶対そう…
女子達
女子達
グク
いやいや当たり前みたいな顔して言わないでくださいよ…
皆が後ずさりをした。
それで、ハグされたままの私と、
ハグしてるグク君がちょこんといる感じになった
したらグク君が、私を離したと思ったら…
私に向かって手を伸ばして頭を下げた。
グク
女子達
え、え、え、
私今…
グク君に告白された…?
グク君に…グク君に…
そう思ったら涙が止まらなかった。
○○
そう言って私は手を握った。
あぁ…私今グク君の手を触ってるんだ…
グク君の手に触れれたんだ…
グク
グク
え…グク君…泣いてるの…?
なんで泣いてるの…?
グク
嬉し泣き…?
だとしたら私はほんとに嬉しい。
だって…私なんかの為に泣いてくれてるんでしょ…?
なんかもう…
周りで騒いでる女子達も、
スマホを片手に私達を撮ってる男子も。
もうどうでも良くなる。
グク君が…幸せなら…
高校生最後の体育祭。
1番の思い出が出来ました。
これからも、ずっとずっと、
隣で
一緒に
色んな自分を好きになろう?
○○
グク
○○
グク
グク
○○
○○
グク
○○
グク
グク
○○
グク
○○
グク
グク
○○
○○
○○
グク
グク
○○
私達は、体育祭で恋を実らせ、
若いカップルに負けないくらいの夫婦になっています♪
てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん
てぐみさん