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キンプリ恋愛

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キンプリ恋愛

1 - キンプリ恋愛

♥

112

2020年04月05日

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希乃

大学遅れる。。やばいやばい!早く行かないと!

希乃はあわてて家を出て交差点を走っていた

希乃

間に合うかなぁぁ

その時、車が希乃に向かって 急発進してきた

希乃

やば!!

ドン!

希乃

痛っ…

希乃の足からは血が流れていた

奇跡的に車は足にしか当たらなかったようだ

希乃をひいた車は猛スピードで逃げていった

希乃

車のナンバー覚えとかなきゃ…

希乃は車のナンバーをスマホのメモに保存した

希乃

ダメだ。足が動かない。

希乃

もうどうしよう。。

もうダメだと思ったその時…

後ろから来た車がブレーキをかけた

車『ガチャッ』

紫耀

大丈夫ですか?!

サングラスをかけた人が私に話しかけてきた

紫耀

大丈夫なわけないですよね。
ほら僕の背中に乗ってください!

希乃

だ、大丈夫です!!

希乃

1人で立ち上がれるんで!!

希乃は立ち上がろうとした。

だが足に力が入らない

紫耀

大丈夫じゃないじゃないですか!!

希乃

いやでも…

その時…

モフッ

彼が私をお姫様抱っこした

希乃

ええええええ。ほんとに大丈夫ですから!それに私重いですし降ろしてください!

紫耀

全然重くないですし大丈夫ですよ。ケガ人をほっとく訳にもいかないですし…

その時私と彼の目が合った

紫耀

って希乃ちゃん?!

希乃

へ?なんで私の名前を…?

紫耀

希乃ちゃんだ!ちょっとこんな所で見つけちゃうなんて!

希乃

すいません。。あのほんとに申し訳ないんですけど誰ですか…?

紫耀

俺だよ俺!って言っても希乃ちゃんは俺の事初めて見るから知らなくて当たり前だよな笑

希乃

…さっきから何を言ってるのかさっぱり。。

紫耀

それより先に病院に行こう!俺もついていくし!

希乃

いやいや!私病院ぐらい1人でいけますんで!

紫耀

ほら車で連れてく

そう言って彼は私を助手席に降ろした

希乃

なんかほんとごめんなさい…ありがとうございます…

紫耀

なんで謝ってんの?俺が勝手に助けただけなのに

希乃

本当にありがとうございます

紫耀

ある意味こっちの方が感謝したいんだよな〜

希乃

紫耀

希乃ちゃんって今大学生だよね?学校に連絡しなくて大丈夫?

希乃

あっ!ほんとだ…忘れてた…もう今日は仕方ない。休も…

希乃

というか!なんで私が大学生って知ってるんですか??

紫耀

それは後でのお楽しみ🎵

希乃

希乃

(この人何言ってるの…?)

紫耀

病院ついたよ!

彼は私の前に立った

希乃

紫耀

ほら乗って!歩けないでしょ?

希乃

でも…

彼は私をむりやりおんぶした

紫耀

こんな事したらあいつに怒られるなぁ〜笑

希乃

えっ、ちょっと…下ろしてください!

紫耀

だーめ。けが人は安静にしとかないとね

希乃

ありがとうございます…

希乃

そうだ。お名前聞いてなかったですね。お名前はなんですか?

紫耀

おれは平野紫耀!紫耀って呼んで。あとタメ口でいいよ

希乃

紫耀くん…って言うんですね!優しいですね。紫耀くんって。。

紫耀

そうかな?

希乃

そうですよ!

病院の検査が終わった

紫耀

いやぁ骨折かと思いきやまさかの脱臼だったとは…笑

希乃

なんかいろいろとありがとうございます!

紫耀

それよりまだ敬語なのが引っかかるな〜笑笑

希乃

あっ…無意識に…

希乃

ありがとう!紫耀くん!

紫耀

今からちょっと連れていきたいところがあるんだけどいい?

希乃

あっ大丈夫ですよ…っじゃなくて大丈夫だよ!

紫耀

希乃ちゃんもきっと嬉しいと思うよ

希乃

私がうれしい?

紫耀

そう!まぁ着いてからのお楽しみにしててー

希乃

う、うん…

希乃

(私がうれしい?なんだろ…というかさっきから私の情報とか知ってるの気になるな…)

2人はあるマンションの一部屋に着いた

紫耀

おれここに住んでるんだ

希乃

そうなんだあ

紫耀

6人で住んでるんだけどちょっとみんなに希乃ちゃんに会わせたくてさ!

希乃

え?なんでわたしを?

紫耀

まぁいいからとにかく入って!

希乃

う、うん

ガチャッ

紫耀

ただいま!!

希乃

お邪魔します…

海人

おかえり!紫耀!ってのんのんちゃん?!?!

希乃

だ、だれですか?のんのんちゃん…?

海人

ちょっとみんな来てってば!

神宮寺くん

なに?ってえええ!なんでここにいるの?!

玄樹

のんのんちゃんだ…

岸くん

え?!なんでここに?!

希乃

なんでここにって言われても…というかみなさん誰なんですか??!

希乃

なんで私の事…

紫耀

廉!早く来いって!

なんやねん…ほんまに。ゲームしてたのに。

ってのん…?なんでお前ここに…?

希乃

れ、れん??!

ちょっと待ってどういうこと?紫耀説明しろ

紫耀

まぁ一旦部屋に入ろうぜ!

全員に説明をした

紫耀お前一旦俺の部屋来い

紫耀

お?わかった

‐廉の部屋‐

お前どういうつもりや?

紫耀

どういうつもりって言われても…

なんでのんを連れてきたん?

紫耀

だってお前希乃ちゃんに会いたいって言ってたじゃん?まだ忘れられないって

でもそれは俺の一方的な片想いなんやで?のんをそんなんで困らせたくない

紫耀

忘れられないんだったらお前の気持ちちゃんと伝えた方がいいと思うぞ

は?何言ってんねん…

ガチャッ

岸くん

俺もそうした方がいいと思うぞ。

お前ら…ほんまにそれいってんのか?

紫耀

ずっと好きだった相手が今すぐ近くにいるんだぜ?お前それでなんもしようと思わないのかよ

岸くん

俺らどっか外行っとくからさ2人でなんか話しとけよ

そう言って2人は部屋から出ていき5人で家から出た

まじかよ…

廉はリビングに戻った

(ここは普通に話しかけるか)

のん。久しぶりやな。元気やったか?

希乃

廉!久しぶりだね笑こんなに大人になってるとは思わなかったよ…

のんは相変わらず子供っぽいままだな!笑

希乃

ちょっと…!のん意外とそれ気にしてるんだからね?!

そうやったん?ごめんごめん笑笑

希乃

そうだよおおおぉ!もう!!

ずっと…会いたかった…

希乃

え?

いやなんもない!!というかなんか飲む?喉乾いたし

希乃

う、うんそうだね!

はいこれウーロン茶

希乃

ありがと!

希乃

希乃

あの今だから言えること言ってもいい?笑

別にいいけど
なに?

希乃

のんさ、廉のこと好きだったんだよね

廉はお茶をふきだした

希乃

汚ったないなぁ!そんなに驚くことかなあ

あたりまえやん!!なんで言わなかったんだよ…!

希乃

だって廉には他の好きな人がいたでしょ?

え…?

希乃

私なんか友達としか思われてないと

希乃

言っても無駄だと思って言わなかったの

それを早く言ってくれれば…

希乃

今彼女いるんでしょ??

いないけど

希乃

うっそだー!

希乃

こんなにカッコイイのにね〜

希乃は廉にいじわるっぽく笑いかけた

な、かっこいいってお前…

廉は顔を真っ赤にした

希乃

なによー?照れてんの?笑

照れてないしな

廉は思わず下を向いた

希乃

照れてるじゃん?笑

希乃

廉くんかわいいでちゅね〜笑笑

そう言って希乃は廉の顔を両手で挟んで上を向かせた

なっ…

廉はかおを真っ赤にした

希乃

顔真っ赤だけど大丈夫?!もしかして熱ある?

希乃は自分のおでこの廉のおでこを合わせた

(カァァァァァ//)

大丈夫だから

廉は希乃をおでこから離した

希乃

でも顔真っ赤だよ?

それよりお前がおれのことかわいいとか言うの100年早いからな?

(それはおまえがおれにお構いなしに近づいてくるからで…)

希乃

はあぁぁ!!?

希乃

なにさまのつもりよ!

廉は希乃の顔を片手で挟んだ

おれさまのつもり

希乃

もうー!!

(やばい…がまんできない)

廉は希乃の顔に近づいた

希乃

!?

ごめんもう我慢できない

希乃

え…?

廉は希乃にキスをした

希乃

廉…?

バッ!!

ごめん!今の忘れてくれ!

希乃

……

廉は部屋から出ていった

希乃

(キス…しちゃった…)

(やっちゃった…)

ガチャッ

紫耀

ただいまあ

紫耀

あれ?希乃ちゃん1人?

希乃

そ、そうだよ!

岸くん

あいつ…それより希乃ちゃんもうこんな時間だけど大丈夫?

希乃

え?

希乃は携帯の時間を見た

希乃

21時?!

希乃

もうそんな時間なの?!早く帰らないと!

その時1件のLINEが希乃に来た

希乃

あっお母さんだ。

希乃は内容を見た

希乃

えぇー。こんな時間から仕事ぉぉ?

希乃

まぁ、鍵もってるし良いかって…えええええ!

海人

さっきからどうしたの??

希乃

か、鍵忘れた泣

海人

えええええええ!

希乃

しょうがない、どっかホテル泊まろうかな。

希乃

もううぅ、最悪

玄樹

ここ泊まればいいんじゃない?

希乃

へ?

岸くん

そうだよ!それにしな!部屋なら一部屋空いてるし

希乃

えぇ。でも…

紫耀

俺ら何もしねえから。良かったら泊まっていって。

希乃

(何もしないって…さっき色々あったんだよなぁ)

希乃

(まぁ、でもさっきのはなにかの間違いだろうしホテルお金かかるし…)

希乃

じゃあお願いします。。

海人

じゃあ、のんのんぼくが部屋案内するよ!

海人

ついてきて!

希乃

うん、ありがとう!

-希乃の部屋-

希乃

うわぁ、ベッドまで…ってなんで家具揃ってるの?しかも女の子の物とか…

海人

うーん。簡単に言うと6人の内の誰かが彼女出来た時用の部屋なんだよねえ。

希乃

ほへぇ。。なんかすごいね。ちょっと変わってるけど

海人

あとはね…

海人はウォークインクローゼットを開けた

海人

じゃじゃん!!

希乃

え?!?!

希乃

す、すごい

海人

この服全部のんのんが好きに使ってくれてもいいよ

希乃

ほんとうに?!

希乃

でも私ここにいるの明日までだよ?

海人

その事なんだけどさ…

海人は話の内容を希乃に話した

希乃

ええええええ!しばらくここに居ないといけないの?!

海人

僕達がアイドルをしてる事すら知らなかったみたいだね。記者がたびたび僕達の様子を見に来てるんだ

希乃

ということは今私がこの家から出ると写真撮られるの…?

海人

そういうことになる

海人

だからさっきも玄樹がここに泊まっていくっていう話に上手く持っていかせたんだ

希乃

そうだったんだ。。

希乃

でもここに居るってどれぐらい??

海人

ザッと言って1ヶ月とかかな

希乃

ええええ!!

希乃

でも私ほんとになんにも泊まるのに必要なものとか持ってきてないよ?

希乃

しかも家賃とか…

海人

家賃とか大丈夫だよ

希乃

でもせっかくここに居させてもらえるのに

ガチャッ

紫耀

家賃なしの分俺たちのマネージャーしてもらうっていうのは?

希乃

し、紫耀くん?!

海人

紫耀聞いてたのかよ。

紫耀

ごめんごめん

海人

そういえば今マネージャー入院してたな

紫耀

ちょうど1ヶ月ぐらい入院だって言ってたし希乃ちゃんも家でずっといるのも暇じゃん?

希乃

確かにそうだけど、私にそんな大役つとまるかな?

紫耀

事務所の方には俺からちゃんと説明しとくから。

希乃

なんかよくまだよくわかってないけどよろしくお願いします

‐廉の部屋‐

ガチャッ

紫耀

今日から1ヶ月希乃ちゃんも一緒に住むことになった

知ってる、全部聞こえてたよ

紫耀

そうか。

俺もう寝るから部屋から出ていって

紫耀

分かったよ、おやすみ

ガチャッ

バタンッ

はあぁぁぁ

廉はベッドに倒れた

おれなんであんなことしたんやろ

のん…困ってたやん

謝りに行った方がええんかな

あぁぁぁぁぁ

俺のバカバカバカバカバカ

‐希乃の部屋‐

希乃

ふぅぅ。お風呂気持ちよかったぁ

トントン

希乃

はーいどうぞー

ガチャッ

海人

もう部屋には慣れた?

希乃

海人くん!

希乃

まだ頭が上手く追いついてないけど部屋には慣れたかな

海人

ちょっと今暇?

希乃

暇だよ!どうして?

海人

色々お話しようかなと思ってさ!

希乃

あ!そうだね!それいいね!

希乃

私も海人くんのこともっと知りたいし!他のメンバーの事も知りたい!

2人は夜中まで話し合った

希乃

えええええ!じゃあ海人くんはずっと片想いしてたってこと?!?

海人

まぁそういう事になるかなあ

希乃

それだけ海人くんが好きになるんだもん。きっとものすごくいい子なんだろうなあ。

海人

そうかなあ。でもその子は今まで出会った中でダントツだったよ笑

希乃

そうなんだあ…会ってみたいな!

海人

無理無理笑今は仕事で忙しいし相手も俺の事なんか忘れてると思うよ

希乃

そうかなあ

そして2人はずっと話していた

希乃

もう3時じゃん!

海人

ごめん!寝る時間短くしちゃって

海人

僕もう眠いから寝るね

海人

おやすみなさぁい

希乃

おやすみ!

希乃はベッドに入った

‐廉の部屋‐

やっぱりさっきのことちゃんと話さないといけないよな

ガチャッ

廉は希乃の部屋の前にたった

おれならいける

ガチャッ

のん起きてるか…?

のんはベッドの中で気持ちよさそうに寝ていた

やっぱり寝てるか

寝顔あいかわらず変わってねえなぁ笑

廉は希乃のそばにいった

今は寝てるしいいよな

廉は希乃のほっぺをさすった

いつか俺のモノになってくんねえかなあ

…かわいいじゃねえかよ

その時希乃がベッドから落ちてきた

希乃は廉にのっかかった

おいおい、寝相こんな悪かったか?

しょうがねえなあ

廉は希乃を持ち上げベッドにのせた

その時足がなにかに引っかかった

あっ

ドサッ

廉は希乃の上に覆いかぶさってしまった

やべ

早く出ないと

廉は出ようとした

だがその時

希乃の体が回転し廉が下になってしまった

これどうすんだよ、、

希乃は廉を抱きしめた

え…?

どうやら希乃はいつも一緒に寝ているクマさんの抱き枕と勘違いしているようだ

今日ぐらいいいよな

ギュッ

廉は希乃を優しく抱きしめた

翌日…

希乃

ふぁぁぁ

希乃

よく眠れた。。

希乃

いつもはクマさんがないと寝れないのに今日はなんかよく眠れたな。。なんでだろー

ガチャッ

海人

おはよー!

海人

よく眠れた?

希乃

おはよ!すんごいよく眠れた!

海人

それはよかった!

海人

それより今日買い物行かないといけないんだけど…

海人

全員で行くとあれだし3人ぐらいで行こうかなって思うんだけどのんのんに付いてきてもらってもいいかな?

希乃

あっ!了解!でも記者の人にバレないかなあ…

海人

僕たちだけの裏道があるから安心して!

希乃

わ、わかった!

−リビング−

希乃

おはよう…

紫耀

お、希乃ちゃんおはよ!

岸くん

朝ごはんだからそこ座って!ほら廉も早く座れって!

あ?ああ、わかった

希乃

え!これすごい!誰が作ったの?!

神宮寺くん

俺だよ

希乃

神宮寺くんすごいね…

神宮寺くん

そう?まぁ、食べてみて!

全員

いただきまーす!!

玄樹

めっちゃおいしい!

うま。神宮寺お前マジで天才やな!

希乃

ほんとうに天才だよ!

希乃

すごいおいしい!

紫耀

めっちゃくちゃ上手いじゃん

岸くん

うまいうまい!

岸くん

あっそれで今日のスケジュールなんだけど

紫耀

おう

岸くん

今日は午前中海人と紫耀と希乃ちゃんに買い物行ってもらって他の4人は家の掃除!

げ。掃除かよ

岸くん

文句を言うな

岸くん

それと午後からは○○テレビで収録と紫耀は新ドラマの収録、廉はラジオ、海人はバラエティー、俺と勇太と玄樹もバラエティーの収録

希乃

私は午後から誰に着いていけばいいの?

岸くん

そうだなあどうしようか

紫耀

おれのところは?今日結構ドラマの後収録詰まってるしバタバタしてるから着いてきてほしい

希乃

あっじゃあ紫耀くんのところついていくよ

岸くん

おっけー

岸くん

じゃあ3人は買い物よろしく!!

希乃

はーい!

‐車の中‐

海人

誰が運転するの?

希乃

私運転しようか?アイドルに運転だなんてそんなことさせられないし

紫耀

でも女の子に運転させるのは俺のプライドがな。。

希乃

そんなのどうでもいいよ!ほら運転するから早く乗って!

‐スーパー‐

希乃

ここ人少ないんだねー

紫耀

あえて人の少ないところを見つけるのが俺らアイドルの使命

海人

何買おっかなー

紫耀

希乃ちゃんも好きな物あったらカゴに入れていいぞ

希乃

うん!ありがとう!

‐お菓子コーナー‐

希乃

(あっこれ廉の好きなお菓子じゃん!カゴに入れとこ)

紫耀

あっこれ廉が好きなやつじゃん

希乃

そうだよ!

紫耀

知っててこれ入れたのか?

希乃

廉喜ぶかなあって

紫耀

希乃ちゃんって優しいんだな

海人

紫耀!これも!

紫耀

はあ?!お前どんだけ入れるんだよ

紫耀

ちょっとは希乃ちゃんのこと見習え

海人

だって欲しいものいっぱいあるんだもーん

海人

あっあれも買わなきゃ!ちょっと他のところいってくる!

紫耀

あっちょっと…あいつほんとに節約知らずだな

希乃

まぁ純粋でいいんじゃない?

小さい子が後ろから走っていた

チョコチョコ

コテッ

希乃

あっ、だ、大丈夫?

紫耀

怪我したのは足だけか

小さい子

うぇええええん

希乃

お姉ちゃんがいるから大丈夫だよ、お母さんはどこにいるの?

小さい子

っく、ヒック。どっか行っちゃったックヒック

希乃

そうなのね。じゃあお姉ちゃんと一緒に探そうか!

紫耀

よしお兄ちゃんが抱っこしてやるよ

紫耀

よいしょっ

小さい子

わーい!

希乃

お母さんどこにいるだろうねーー

ピンポンパンポーン

迷子センターからお知らせです。黄色い服を着た4歳のゆうちゃんを探しています。見かけた方は今すぐに迷子センターまでお願いします。

ピンポンパンポーン

紫耀

黄色い服の子って…

希乃

きみゆうちゃんって言うんだね!

小さい子

ゆうちゃんだよお〜

紫耀

よしじゃあお母さんのところに行くぞ〜!

希乃

٩(.^∀^.)งLet's go!!

‐迷子センター‐

お母さん

ゆうちゃん!

小さい子

おかあさんー!!

小さい子はお母さんに抱きついた

紫耀

良かった良かった

希乃

ゆうちゃん良かったね!

小さい子

お兄ちゃんお姉ちゃんありがとう!!

お母さん

ほんとうにありがとうございます。。

お母さん

あの、お礼にさっき貰った遊園地のチケットなんですけど。うち3人家族で。。2枚しかなくて誰かにあげようと思ってて。。どうですか?

お母さん

カップルに人気の遊園地なんですよ

希乃

あーーー。とても嬉しいんですけど。。

紫耀

俺たちカップルじゃないんですよー笑

お母さん

え、あっそうなんですか?!失礼致しました。あっもしかして夫婦でしたか?

希乃

えええ?!

紫耀

違います笑笑

紫耀

普通の友達ですよ

希乃

友達です!

お母さん

ごめんなさい!そうだったんですね。。ついお似合いだったのでそういう関係かと。。

希乃

お似合い?!?!

紫耀

いやよく言われるんですよ〜

紫耀

でもせっかくなんでそのチケット貰って2人で行かせてもらいます!

お母さん

そうですか!ありがとうございます。

紫耀

またな。ゆうちゃん!

小さい子

ばいばーい

こうして小さい子と希乃たちは別れた

希乃

ちょっと!なにがよく言われるんですよ〜なの?!

紫耀

まぁまぁジョーダンだって笑

希乃

もううう!

紫耀

俺たちお似合いだってさ!

希乃

ほんとにびっくりしたよ〜

紫耀

付き合っちゃう?笑

希乃

へ?

紫耀

じょーだんじょーだん

紫耀

それより海人探さないとな

希乃

嘘は顔だけにしてよね?もううう

紫耀

なんだと?!ヘッドロックじゃあ!

紫耀は希乃の頭を優しくぐりぐりした

希乃

きゃぁぁぁぁ!

海人

あんた達なにしてんの?

海人

こんなところで恥ずかしいからやめてよね??もう

紫耀

おっ海人。それよりなにしてたんだ?

海人

数量限定のお菓子買ってきた!

希乃

えええ!こんなに?!

紫耀

はあ。お前ってやつは。。

海人

テヘペロ!

‐車の中‐

紫耀

希乃ちゃんよっぽどつかれてたんだろうな

海人

そうだね。めっちゃ爆睡してる

紫耀

車運転する気絶対なかったしな笑

海人

だね笑笑

紫耀

希乃ちゃんってほんと純粋だよな〜

紫耀

廉が好きになるのも分かる気がするよ

海人

なあ紫耀。

紫耀

ん?なんだよ

海人

のんのんのことまさか好きになってないよね?

紫耀

は、はあ?ある訳ねえじゃん

紫耀

俺は廉の恋をただ単に応援したいだけ

海人

ほんとうに?

紫耀

あぁ。てかなんでだよ

海人

今日紫耀がのんのんにヘッドロックしてた時にさ

紫耀

うん

海人

僕たちには見せないような笑顔見せてた気がしたんだ

紫耀

そんなのただの勘違いだよ。ばかちんが

海人

そうかな。そうとは思えないけどね

紫耀

そうだよ

紫耀

だからお前は何も気にすんな

海人

わかったよ

この作品はいかがでしたか?

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コメント

1

ユーザー

キャーーーーー(o^^o) これはドキドキしちゃう2話が気になる(o^^o)

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