食事を終え僕はお皿を軽く片付け部屋に戻ろうとする
こんな地獄みたいな空間から一刻も出たかった
赤
水
赤
普通は使用人の役目だ
水
白
水
初兎ちゃんはどこまでも優しい
唯一の救いだ
桃
白
水
黄
青
長男は次男の食事を手伝いこちらを気にもとめない
水
赤
ウザったらしい笑顔だ
見るだけで胃がムカムカする
水
白
桃
白
水
白
長い階段に足を運ぶ
一段一段と
水
冷たい床に腰を下ろす
水
膝を抱え顔を埋める
埃っぽく窓から入る光が照らしている
水
と思った途端ドアが開き振り向くと兄ふたりが立っている
水
黄
青
目の見えない次男は長男に支えてもらっていた
水
と呟くように言い立ち上がる
黄
水
青
黄
水
優しいのか優しくないのか
二人の心境が分からない
取り敢えず三人で掃除をすることになった
無言の続く掃除だ
そんな状況を割ったのは次男のいふくん
青
水
信じ難い質問だ
信用されてない…信じてもらってないと思っていたのに
黄
疑いの目を向けるアニキ、無表情ながらも何かを考えていそうないふくん
水
嘘をいえばもっと嫌われる…そう思うと吐き気がした
ホントのことを言って信じてもらえるかなんてわからない
言わないよりかはマシだろうと思った
青
黄
それだけしか言わない
二人に緊張する
どう思っているのか
なんて感じているのか
信用してくれるのか
水
黄
黄
黄
青
黄
青
水
優しい声
信じてくれるのかは分からない
でもどこか期待してしまって
黄
水
少しでも期待しても…
コメント
2件
あ′′ぁ′′😭こういうの好きッ!🫶💕💕💕💕

続き楽しみです‼