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優奈
んんっ、ここは…どこ？
気づくと私はある部屋にいた。
優奈
えっ、何？なんか書いてある
あなたが指名する男性とキスするまでこの部屋から出られません。 1.あなたの好きな人 2.24時間以内 3.その人があなたのことを愛していないとあなたはこの世から消されます。
優奈
えっ、どういうこと？私が誰か好きな人を指名するってこと？
優奈
相手が自分のことを好きじゃないと出られないって…そんな、私の事を相手が好きなわけないじゃん！
優奈
まぁでもはやくここを出たいしやろ
私はクラスの気になる存在春樹を指名した。
彼になぜこうなったか話すと
春樹
そっか。キスをするのか…
優奈
ごめんなさい。いやだよね。
彼には私が好きで指名したことと彼が私の事を愛してないと私が消されると言うことはいっていたい。人生生きてても暇だし別に消えてもいいと思っていたからだ。
春樹
で、なんでキスしなきゃいけないの？
優奈
(ギクッ。そこ聞かれると理由を言わなくちゃいけなくなるじゃん！どうしよ
優奈
えっと…
春樹
あーもーいいや。別に好きでもない相手とどうしてキスしなきゃいけねーかしんねーけどやればいんだろ。
優奈
うん…
この時私は改めて思った、もうすぐあの世の人間になると…
春樹
じゃあやるよ。
優奈
うん
チュッ
春樹
これでいんだろ？まったくきたねーな
優奈
ごめん…
その後彼は消えてこの世に戻った
みまちがいかもしれないが彼がこの世に戻るときなんとなく嬉しそうだった。まるでキスしたことが嬉しかったかのように
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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