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獣たちと契約せし日
12話:終焉の兆し
セリオ・アルティナ
雨宮 真琴(アマミヤ マコト)
真琴は目を丸くし、体の力が一瞬抜ける。
レンもレオもユイも、動揺している。
ノアだけは、
静かに、三人よりも 確実に顔に動揺を浮かべた。
声には出さない
けれど、 その目は戦闘の兆しを悟っていた。
セリオ・アルティナ
セリオの声が、戦場に冷静に響く。
セリオ・アルティナ
真琴の脳裏に、昨日耳にした会話が蘇る。
雨宮 真琴(アマミヤ マコト)
頭の中は混乱した。
その瞬間、三王は一斉に攻撃態勢に入った。
冷たい風が廊下を駆け抜け、 床が微かに振動する。
ユイは急いで、今までに見たことない 分厚い守護結界を張る。
カイゼル・ドラグニル
三王が主に向けた攻撃を始める。
お互いが戦い合っている中、 ノアとセリオが一対一になる。
セリオ・アルティナ
セリオ・アルティナ
セリオ・アルティナ
ノアは歯を食いしばって セリオと対峙する。
圧倒的な魔力差。
セリオ・アルティナ
ノアは必死に攻撃をかわす。
一瞬の隙。
ノアは、セリオの首に向かって剣を振る。
ためらう右手。
ノア・ベアルド
距離を取られる。
セリオ・アルティナ
セリオは杖を振り上げ、斬撃を繰り出す。
セリオ・アルティナ
斬撃がノアに迫る。
ノアは反応しきれず、攻撃をかすめる
あまりの痛さに膝をつく。
ノアは膝をつき、 冷たい床に体重を預ける。
視界が揺れ、頭の中が白くかすむ。
ノア・ベアルド
胸の奥で、重く冷たい絶望が広がる。
剣の一撃が脳裏をかすめる。
腕が震え、指先の感覚も遠くなる。
目の前に広がる光景は歪み、三王の姿が まるで巨大な影のように迫ってくる。
ノア・ベアルド
力の限界。
これまで守ろうと必死に戦ってきたものが
手のひらからすり抜けていく感覚。
心臓が痛く、血の気が引く。
このまま倒れる……いや、倒れたら――
ノアの中で、 ほんの一瞬、世界が止まった。
静寂。
そして恐怖。
自分がこのまま、死ぬ未来――
まさにバッドエンドの影が、 目の前に立ちはだかる。
ノア・ベアルド
ノア・ベアルド
ノア・ベアルド
ノア・ベアルド
心の奥で、理性と感情が絡み合い、 胸が締め付けられる。
息を整えようとするが、 痛みがそれを許さない。
腕が床にめり込み、膝が震え、 全身が重く、もう戦う意志も湧かない。
ノア・ベアルド
絶望と諦めの波が、 ノアを押しつぶそうとする。
この感覚は、今まで味わったことのない、深い闇。
セリオはまた杖を振り上げる。
先ほどとは比べ物にならないほどの強力な魔力が凝縮されたような一撃。
「さようなら、ノア。」