「失恋さん」

突如、 弥生のスカートの ポケットから光がもれた。

すると、 弥生を襲っていたものが 苦しみ出した。

…地獄にいこう…

ああああああああぁぁぁ ｱﾞｱﾞｱﾞ

ピシャッ！

悲鳴のような絶叫共に 女性は、光に包まれて、 消えていった。

弥生は、 動けるよりになった。

が、

弥生は、 体制が崩れた。

そして、身体が 後ろ向きに落ちていく。

～数分前～

だが、 ピクリとも動かない。

その時、

和彦が 2－B教室前に着いた。

すぐさま、 和彦も参戦する。

が、開かない。

二人は、 言われた通りに下がった。

そして、

和彦は、 ドアに向かって思いっきり、 蹴った。

ドゴォンッ！！

ドアは、 前に倒れた。

ダッダッダッ！

晶はすぐさま 弥生の元へ走った。

ガシッ！！

そして、 落ちかけていた 弥生の背中を持って 支え、

グイッ！

自分の胸に抱き寄せた。

晶は、 弥生を離した。

二人が振り返ると、 そこには、 女性の幽霊がいた。

弥生は女性に 赤い手紙を渡した。

ペラッ

すると、女性は 弥生達に手紙を見せた。

麻里へ 昨日の返事だけど、 答えはノーです。 麻里のことは好きだよ。 だけど、俺さ もう余命が残されてないんだ。 麻里を悲しませたくない。

ピカッ！

すると、 女性が光始めた。

そして、 彼女は消えていった。

こうして、 「失恋さん」の事件は、 終わった。

ねぇ、 「失恋さん」って 知ってる？

彼女はね、 彼に告白して 断られた人なの。

だけどね、

彼は、 彼女を愛していた。

自分の余命が 短かったからから、 彼女を「失恋」させた。

自分の命が尽きた時、

彼女を 悲しませないために。