青黄です. 地雷さん等、自衛お願いします.🥺
『地縛霊.』
僕は地縛霊だ.
自分が自殺したのだけれど. 僕を自殺に追い込んだ奴らに未練があってこの学校に蔓延っている.
また、新一年生が入ってくるらしい.
1人ずつ名前が呼ばれている.
『黄瀬 るぅと』
黄
へぇ、るぅと、、.
僕はなんだか胸が暑くなった.
茶色がかった黄色の髪、 黄色の透けたパッチリ二重の目.
いわゆる _一目惚れ_
僕は普通の人には見えない. 霊だからね.
でも...
何回かあのるぅとって人と目が合うんだ.
気のせいか.
放課後、いつも通り窓を見ていた.
その時、キミに話しかけられたんだ.
黄
青
黄
青
黄
黄
青
青
青
黄
まるで漫画のように ポカーンと口を開けている.
青
黄
黄
青
黄
透けてるけど、何故か姿が見えるらしい.
あれからるぅちゃんとは結構仲良くなった.
一緒にいて、楽しかった.
学校に居る理由は 僕を自殺に追い込んだ奴らに復習する事と、この学校にもう少し居たいという理由があった.
でも、今はるぅちゃんと一緒に居れるからという理由が出来た.
でもそんな楽しく幸せな日々は長く続かなかった.
今日もるぅちゃんとギリギリの所まで 一緒に帰っていた.
そんな時、
るぅちゃんと僕のところに大型トラックが来た.
でも僕は死んでるから関係ない.
ただ単に僕は学校に蔓延っている地縛霊.
今更誰が死のうがどうでもよかった.
どうでもよかった... はずなのに、
僕はキミを守ろうとして覆いかぶさった.
でも、僕の体は透けていて、 すでに死んでいることからるぅちゃんを 守れなかった.
青
僕はすでに死んでいるから、 助けを呼んでも、 泣いても、誰も気づかなかった.
トラックの運転手もひき逃げ. 消してやろうかと思った.
るぅちゃんは、
恨みや憎悪という感情しかなかった僕に
楽しさ、悲しさ、愛情という感情を教えてくれたんだ.
願うなら、ずっと一緒にいて、 るぅちゃんが卒業するまで見守っていたかった.
欲を言えば、キミと一緒に 生きてみたかった.
end.
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ばいばい.🤍🐣