この作品はいかがでしたか?
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近年、悪魔は人に紛れて生活する事が多い
勿論羽や強力な力を使わず不便な生活を 強いられるが現代は進歩しているので不便ながら楽しんでいる
そして地上では年に数回行事がありその中でも大きいクリスマスと言う行事が今日なのだ
1人で過ごすのもアレなので地獄で仲の良かった悪魔たちと集まってクリスマスパーティーをする予定だ
らっだぁ
シゴトが早く終わり集合場所にやってきたが周辺を見渡しても俺1人しかやってきていなかった
シゴトをする理由としては通貨を人間の定めた規則で集める為だ
らっだぁ
しかし作ってしまえば忽ち人間のルールが壊れてしまうのでやりはしないが
俺の次に少し遅れてやってきたのはいつもは1番遅い金豚きよーだった
金豚きょー
らっだぁ
金豚きょー
そう言いながらタバコを吸う彼は元天使だときっと誰もわからないだろう
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
金豚きょー
彼に言われるまで俺は全く気づいていなかったが確かに何も準備せずに来てしまった
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
そうして俺たちは残り3人を待った
コンタミ
みどり
らっだぁ
金豚きょー
レウクラウド
金豚きょー
レウクラウド
自分の力で出そうと考えている俺と金豚と違いしっかりと食材を買い込んでレウやコンちゃん、みどりと合流した
らっだぁ
みどり
コンタミ
俺たち5人は途中でケーキなども買ったりして雑談を交えながら俺の家に向かった
ここに来るまでで彼らが俺の家を破壊すると話していたので入れたくはなかったが家に着いてしまったので一応家に上がらせた
金豚きょー
レウクラウド
コンタミ
らっだぁ
みどり
らっだぁ
楽しそうに玄関に入るレウ以外は全員いち早く荒らしたいようでリビングに行ってしまった様子だった
レウクラウド
らっだぁ
俺たちも彼らの後を追ってリビングに向かった
リビングに入ると3人の動きはぴたりとと待っておりまるで呪いをかけられているようだった
らっだぁ
荒らされるよりはましだが彼らの様子がおかしいので首を傾げながら全員の目線があるところを俺も見てみた
らっだぁ
レウクラウド
ソファーには知らない子供が丸まって眠っているようだった
しかも頭の上には小さな天使の見習い輪っかがつけられており天使だと一目で分かるようになっていた
大勢
らっだぁ
彼らは疑惑の眼差しで俺を見てきたので俺は全力で首を横に振り口パクで 『知らない』事を伝えた
らっだぁ
肩を優しく揺らすと彼は眠そうな声色で反応をした
彼の不安が混じった透き通る声に表情
柔らかそうなその肌に ツヤツヤできめ細やかな髪
儚く今にも消えてしまいそうな雰囲気
俺が見てきたどの生物より可愛い
らっだぁ
俺は天使の目線に合わせて優しい声色で彼に声をかけた
彼の瞳には俺が写って俺以外を見ていない様子でとても興奮する
らっだぁ
俺は自分の興奮する気持ちを抑えるために深呼吸をして天使をじっと見つめた
らっだぁ
らっだぁ
金豚きょー
みどり
コンタミ
レウクラウド
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
困惑したり笑ったりする仲間を俺は横目に見ながら俺は小さな幼体の手を取り真剣にアプローチを続けた
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
パチッ
コンタミ
コンタミ
らっだぁ
コンちゃんが電気をつけたことによって俺は一旦話に一区切りさせ、ぺんちゃんを逃げられないように抱っこさせてもらった
ぺいんと
金豚きょー
金豚きょー
ぺいんと
金豚きょー
みどり
ぺいんと
さすが元天使なだけあり天使の扱いには長けているようで少し困惑していたぺんちゃんを納得させられる事ができたようだった
レウクラウド
金豚きょー
コンタミ
らっだぁ
みどり
らっだぁ
ぺいんと
そういえばクリスマスにはいい子にしている人にはプレゼントをサンタというやつが配ると聞いた事がある
悪魔にそれが適応するのかは知らないが 最高のクリスマスプレゼントをもらったと心の中でガッツポーズをした
コメント
3件
( ◠‿◠ )イイネェ
好評だったらこの続編1つ出るかもしれないわ!!