もう僕は君がいればそれで良かったんだ
それ以上何も望まない
なのに…なんで…
神様は意地悪だ
たった1つの望みさえ、叶えてくれやしない
優春
きょーちゃん!
響
優春(やよい)!
優春
ふふっ!
優春
久しぶりに大学来たねー
響
あぁ!恩師の先生に招待状渡せたよ
優春
でも実感湧かないな〜!
響
な!俺たちが結婚…!
優春
ふふっ!楽しみだね!
響
うん!
優春
じゃあ、また明日ね!
響
え?最後まで送るよ!
優春
いいの?
響
もちろん!
優春
じゃあ…そうしてもらおうかな!
響
…!?
響
優春!車が!
優春
え?
キキッードーンッッ!
響
優春!!!
響
おい!優春!優春!優春!!
病院に搬送されたが、優春は亡くなった
結婚するって言ってたのに…
優春を亡くして自暴自棄になって2人でよく来た公園のベンチに1人座っていた
???
あの…隣座っても?
響
え?あぁどうぞ…
???
…あ、落としましたよ
響
え…ぁ…ありがとうございます…
それは 家に置いてるはずの婚約指輪だった
響
…なんでこれが…
???
…!?
???
だ、大丈夫ですか?
響
…え…?
???
な、泣いてるから…
彼女が言うように、僕は婚約指輪をみて、涙を零していた。
響
ぁ…
???
これどうぞ!
響
…ありがとうございます
響
…!
ハンカチをくれたとき、先程まで顔を見てなかった彼女の顔をみた
彼女は、どこか優春に似てて、また涙が溢れだしてきた
今までずっと溜め込んできた悲しみが一気に流れ出して止めることが出来なかった
???
私で良かったら話、聞きます
普通なら断るとこなんだろうけど、そのときの僕は彼女に全て打ち明けた
???
うんうん…それは辛いですね…
時々、相槌を打ってくれたりしてるその姿も優春に似ていた
・・・
響
ありがとうございました…
響
お名前を伺っても?
???
優春(ゆはる)です!
響
ゆ、はる?
優春
えぇ!優しい春です!
響
(優春と同じ漢字だ…)
優春
あの…
優春
私と彼女さんのこと忘れる為に色んな場所行きません?
響
え…?
優春
あ…すいません!変な奴ですよね…
響
…いいですよ
響
行きましょ
優春
え?…いいんですか?!
響
はい
これ以上彼女といたら優春を忘れれない気がしたけど…彼女ともう少し一緒にいたいと思った
主
主です!
主
長くなって申し訳ない…
主
多分結構続くかもです😅
主
他の連載も頑張ります✍🏻
主
それでは👋