昨日死んだ君との日々

少し女の子らしい部屋

至る所にピンク色が見える

そのことを彼に問うと彼はピンクが好きならしい

なんで？って聞いたら

好きな人の雰囲気がピンクだから

ってちょっと照れくさそうに言っていた

ころんの好きな人、

可愛らしい女の子なのかなって 胸が痛んだ。

でも、俺は今なんでころんの部屋に、？

いつもだったらこんな敵、すぐに倒せる。

なのに今日は、

思うように手が動かない

いつもいつも一緒にいて、

離れ離れになんかなったことがないのに

　なぜか懐かしく感じる

最初はからかっているのかと思っておふざけ程度に返していた返事

でも俺がそのままころんの目を見つめてしまっているから

ちゃんと答えてくれた。

　普段デレるのに慣れてない君は、

　ちょっと照れながら言ってくれた

なんでそんなこと聞いたのかわからない

でも、ころんが急にいなくなる感じがして

気づいたら俺の隣にいない感じがして

不安になった。

分かってる

もう分かってる

この世にもうころんはいない

　もう会えることはない

　分かってるけど、

受け入れられないんだよ。

今日はどうしても学校に行く気になれない

あそこに行こう。

俺ところんがずっと一緒に遊んできた公園

　小さい時から、今までずっとお世話になってきた公園

俺はそっとベンチに座る

いつもなら2人用のベンチはもう誰も座れないはずなのに

今日はまだ隣が空いてる

そんなことを考えていると男子高校生くらいの人2人がこっちに歩いてくる

そして彼らはもう一つの隣のベンチに座った。

　盗み聞きは良くないと思いつつも

　興味がある話題に無意識に聞き耳をたてていた

テレビでよく見る出鱈目ににているなと思いながらも

　試してみる価値はある

　そう思いながら家に帰った。