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コメント
13件
最高に尊い💕
オレこいつら好きだす
なんでこんなにかわいの!?
──翌朝
まだ陽の光がやわらかく、カーテン越しにじんわりと部屋を満たす時間
零斗の部屋のソファに寄りかかるように、麗央はまだぬくもりの中にいた
ぴたりとくっついて、片腕に絡むようにしがみつく
麗央
零斗
麗央
もそもそと動いては、また零斗の胸にほおずりする
ぬくもりを探す子猫のように、触れたがり、離れたがらない
零斗
麗央
麗央
ぼそぼそと呟く声も、やけにとろけている
零斗が苦笑まじりに髪をくしゃりと撫でると、それだけで目を細める
零斗
麗央
麗央
照れたように眉をしかめるくせに、零斗のパーカーの裾をぎゅっと掴んで離さない
──どうやら、完全に“甘えモード”が続行中らしい
零斗
麗央
零斗
麗央
零斗
麗央
零斗
麗央
零斗
──数分後
ようやく重たい猫を引き剥がし、零斗が支度を整え始めると、
麗央はようやく立ち上がり、ふわふわしたまま、寝癖のままでリビングへ
ふわふわの髪の毛が、寝癖であちこち跳ねている
まどろんだ目元はまだ熱っぽくて、まるで眠りの残り香を纏って歩いているようだった
朔矢
ソファに腰かけていた朔矢が、頬杖をつきながらゆるく笑う
その隣では龍牙がアイスコーヒーを啜りながら、ちらと視線を上げた
龍牙
その指摘に、麗央はぽかんとしながら自分の髪に触れた
手ぐしでどうにか直そうとするが、あまり効果はない
麗央
半泣き顔でぽつりと呟く麗央を見て、零斗が後ろからふっと現れた
やさしく寝癖を撫でるように整えながら、にやりと笑う
零斗
ぷくっと頬を膨らませた麗央が、くるっと振り返る
麗央
零斗
すぐそばで言われて、むくれた表情の麗央を見て龍牙が苦笑した
龍牙
朔矢
朔矢は呆れたように笑いながらも、どこか満足げだ
だいふく
だいふく
だいふく