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黒猫

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黒猫

1 - 屋上

♥

14

2021年09月13日

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⚠全てフィクションです

私はもうすぐ死ぬ。

友達もいないし親もいないし

生きてる意味あるのかな。

辛いことしかなくて、楽しい事なんてない

いや、どうでもいいんだよな

今屋上に向かってる

ガチャ

屋上についた

黒川 由紀

…?

フェンスの上に黒猫がいる

いや、なんでこんなところにいるんだろう

黒川 由紀

どうでも、いいかな…

黒猫

ミャ~

黒川 由紀

黒川 由紀

…あ

黒川 由紀

(どうして私は死ななかったんだろう)

生きてる意味ないのになんで 死ななかったんだろう。

次の日

黒川 由紀

(今日は、、必ず。)

お弁当の時間

ザワザワ

黒川 由紀

(今日も変わらず一人。)

杉崎 華

ねえあの子いつも一人だよね

杉崎 華

誰か誘ってあげたら?

黒川 由紀

はぁ…

黒川 由紀

(別に誰かに誘ってほしいわけじゃない)

黒川 由紀

(誰かに心配されたいわけじゃない)

黒川 由紀

(ほっといてほしい、かな)

みんなが帰る時間

女子1

ねー!今日も一緒に帰ろー!

女子2

うん〜、てかさー

女子1

ハハ!面白すぎ!!

教室に一人

黒川 由紀

(…屋上いくか)

フェンスの上に黒猫がいた

黒川 由紀

(また、いる
どうして?)

黒川 由紀

(普通屋上に猫がいるわけないのに)

猫はフェンスから降りて こっちにきた

黒猫

ミャ~

黒川 由紀

…どうしてここにいるの?

思わず声が出た

黒猫はキョトンとしていた

私はなぜか猫を撫でた

黒川 由紀

(かわいい、かな)

黒川 由紀

(今日も死ねなかったなあ)

あの猫はなんだろう

黒川 由紀

(明日は餌を持ってってやろう)

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