⚠全てフィクションです
私はもうすぐ死ぬ。
友達もいないし親もいないし
生きてる意味あるのかな。
辛いことしかなくて、楽しい事なんてない
いや、どうでもいいんだよな
今屋上に向かってる
ガチャ
屋上についた
黒川 由紀
…?
フェンスの上に黒猫がいる
いや、なんでこんなところにいるんだろう
黒川 由紀
どうでも、いいかな…
黒猫
ミャ~
黒川 由紀
…
黒川 由紀
…あ
黒川 由紀
(どうして私は死ななかったんだろう)
生きてる意味ないのになんで 死ななかったんだろう。
次の日
黒川 由紀
(今日は、、必ず。)
お弁当の時間
ザワザワ
黒川 由紀
(今日も変わらず一人。)
杉崎 華
ねえあの子いつも一人だよね
杉崎 華
誰か誘ってあげたら?
黒川 由紀
はぁ…
黒川 由紀
(別に誰かに誘ってほしいわけじゃない)
黒川 由紀
(誰かに心配されたいわけじゃない)
黒川 由紀
(ほっといてほしい、かな)
みんなが帰る時間
女子1
ねー!今日も一緒に帰ろー!
女子2
うん〜、てかさー
女子1
ハハ!面白すぎ!!
教室に一人
黒川 由紀
(…屋上いくか)
フェンスの上に黒猫がいた
黒川 由紀
(また、いる
どうして?)
どうして?)
黒川 由紀
(普通屋上に猫がいるわけないのに)
猫はフェンスから降りて こっちにきた
黒猫
ミャ~
黒川 由紀
…どうしてここにいるの?
思わず声が出た
黒猫はキョトンとしていた
私はなぜか猫を撫でた
黒川 由紀
(かわいい、かな)
黒川 由紀
(今日も死ねなかったなあ)
あの猫はなんだろう
黒川 由紀
(明日は餌を持ってってやろう)