ぱいん
どうも
ぱいん
ぱいんあめです
ぱいん
今日は初めて
ぱいん
短編小説を書こうと思います
ぱいん
初めてなので下手かもしれませんが
ぱいん
お付き合いよろしくお願いします
ぱいん
ではスタート
私の家族はとても平凡で、ただただ普通の生活を送っていた
そう、この日までは。
美加
ふーう、ただいまー
私は美加。
ただ平凡な中学一年生。
美加
ってあれ?今日はお父さん帰りが早いね
お父さん
そうだよ~今日は、何か早く帰れたんだ
美加
ふ~ん?
お母さん
ところで美加?
美加
ギクッえっ何?お母さん?
お母さん
あんた今日、体育サボったらしいねぇ!
美加
は!?誰がチクったの!?信じられない!!
美加
まさかクロ!?クロがチクった!?
クロ
ク、クゥーン!?
お母さん
いや、クロな訳ないでしょ!
お母さん
学校の先生から電話が掛かってきたのよ、学校から!
クロはとても賢い飼い犬。
賢すぎて、人間だと本気で信じていたときがある。
美加
体育なんて受ける意味ないでしょ!?
お母さん
もう~…
クロ
クゥン…
こんな、何気ない会話。
お父さん
ところで美加。
美加
なに?お父さん
私はスマホを取り出した。
お母さん
何々?
クロ
クゥン?
美加
ねー、ネット見たいから早く終わらせてー
お父さん
…分かった
お父さん
実はな…
お父さん
クロは、お前の弟なんだよ
美加
…え?
お母さん
は?
クロ
…キャンキャン!!!!!
一瞬、スマホを落としそうになった
お母さん
嘘…でしょ?
美加
今日、エイプリルフールじゃないよね?w
お父さん
本当だよ
お父さん
本当に、クロは美加の弟だよ
お母さん
でも、何でそんなこと…?
リアクションを見ると、お母さんも初耳らしい。
お父さん
お父さんな、人体実験をする組織に入ってるんだよ
美加
ぇ…
お母さん
……?
もう、声も出なかった。
お母さん
あなた、何でそんなこと…!
お父さん
とっくに、お母さんも実験台にされてるよ
美加
…嘘
目の奥が、熱くなってきた。
美加
お母さん!?
クロ
ゥゥッ…キャンキャン!!!!
お母さん
だからなんで…っ!
お母さんは、まるで置き去りにされた人形のように、その場で固まった。
お父さん
さあ、次は美加の番だよ!!
美加
嫌…止めて!!!
私は声を出したが、すぐにお父さんに拘束されてしまった。
お父さん
さあ美加、行くよ
美加
…やだ
その瞬間、私の目から涙がこぼれてきた。
美加
こんなの…こんなの家族じゃない!!!!!!
お父さん
…!
美加
私が知ってる家族って言うのは!お互いに助け合うものだと思うの!?
美加
実験台にするもんじゃないよ!!!
美加
ねえ、お父さん…こんなの…おかしいよ
お父さん
…美加
気づくと、お父さんも泣いていた。
お父さん
お父さんは…これからどうしたら…いいんだ?
美加
もう、これ以上実験をしないって約束して
美加
そして、クロとお母さんを元に戻して…っ
お父さん
…分かった
美加
はい、指切りしよ?
私は小指を出した。
お父さんも、小指を出した。
美加
指切りげんまん、嘘ついたら…
お父さん
嘘ついたら?
美加
お父さんのプリン食ーべる!
お父さん
えっ!?ちょっと、それだけは…!
美加
指切った!