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選ばれし6人の超能力者

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選ばれし6人の超能力者

11 - あいつが...ついに......

♥

67

2023年11月02日

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11話です

〜注意〜 通報はしないでください 本人とは関係ありません ちょっと長めです(194タップ) ⚠️グロ表現が出てきます

りうら

コツコツ...

静かな部屋に足音と みんなの声が反響している

ほとけ

...な、なんか不気味だね....w

初兎

わっ!

ほとけ

ゔぎゃぁぁー!!

ないこ

ちょっ、お前らうるせー!

悠佑

...ないこもうるさいで

ないこ

あ、ごめん

いふ

ほとけもだまれよ

ほとけ

もうっ!初兎ちゃんが脅かすから!

初兎

ごめんごめんw

ほとけ

ん''んー!

ほとけっちは初兎ちゃんを 後ろ歩きで見ながら歩いていた ふと、ほとけっちの 前に黒い物が見えた

りうら

あっ....

りうら

ほとけっち、前!

ほとけ

へっ、前...?

どんっ!

ほとけ

お''わ''っ!

案の定、ほとけっちは その黒い物にぶつかった バランスを崩し倒れそうに なったところを俺は速やかに支えた

りうら

...よっと

ほとけ

わっ、ありがとう!

りうら

もう、ちゃんと前見なよ?w

ほとけ

は〜い....

初兎

うわっ!いむくんがぶつかったやつって、人やん!

ほとけ

ふぇっ!?

よく見ると、黒いマントに フードのようなものが付いていて 顔が少しだけ見えた

ほとけ

あびゃっ!!

いふ

落ち着け、ほとけ

りうら

大丈夫だよ、時止まってるから動いたりしないから

ほとけ

あっ、そっか

ないこ

......あほだ

ほとけ

あほじゃないし!

ほとけ

もう疲れたぁ....

いふ

まだ全然歩いてねーよっベシッ

ほとけ

あだっ

いふ

口を動かす暇があるなら足を動かせ

ほとけ

分かった!分かったから背中押さないで!

初兎

それにしても、ここは牢屋ばかりやなぁ

ないこ

・・・・。

ないこ

仲間が...苦しめられてたのかな....ボソッ

初兎

っ.....

悠佑

ないこ...

ないこ

ここは、きっとそういう場所だったんだよ...

ないこ

...もし、ここにお母様たちが捕らえられていたなら

りうら

...!?

ないこ

狭くて暗くて、きっと苦しくて寂しい思いをしてきたはず...そう思うと苦しくてたまらないんだよ

ぽんっ

ないこ

....!

悠佑

ないこ、大丈夫やから...

ないこ

コクンッ...

いふ

ピタッ

先導していた まろがいきなり止まった

前を見ると目の前に 大きな扉が立ち塞がった 俺は扉の向こうから 何かを感じた

いふ

み、みんな...

まろがいきなり止まって口を開いた

いふ

なんかここから先に嫌なことがある気がする

りうら

・・・・。

まさか.....今のないくんの話から すると、もう...あれしかないじゃん

初兎

ちょ、ちょっとwフラグみたいに言わんといてよ!w

ほとけ

そ、そうだよ!w

悠佑

でも...俺もそんな気がする...

初兎

ゆ、悠くんまで?...w

ほとけ

やめてよぉ...w

そんなことを言いつつも 2人の顔は引きつっていた 2人も何かを感じたのだろう... それでも、明るくいるように 必死だった

いふ

・・・・。

ギシギシ...ギシッ

ゆっくりと扉を開けると 錆びたような音が聞こえた

ほとけ

ぇ.....

ないこ

っ....ゔぅっ...

ほとけっちは目の前に広がる光景に 衝撃を受けていた ないくんは顔の色を変え、 口を押さえてうなされていた

りうら

あ、あぁぁ...

いふ

そんな...まさか...

そこには、飛び散った血が 壁に付いて黒なり 手錠をかけられてうずくまっている 血だらけの死体が2つあった

それは、間違いなく...

お母様とお父様だった

初兎

....嘘やろ?なっ?ポロッ

初兎ちゃんの肩と声は震えていた 気付くと初兎ちゃんの目は グッと堪えていたものが 溢れ出していた

悠佑

・・・・。

いふ

初兎....

ほとけ

うそっ!

ほとけ

...こんなの...絶対認めないから!

ほとけ

せっかく、会えたのに.....こんなのって.....

ほとけ

ゔぁ''ぁぁ....!!

ほとけっちは、冷え切った 2つの死体を抱き抱えながら泣いた

ないこ

っ......ポロポロッ

りうら

あぁぁ....

やっぱり...やっぱり....

お前のせいだ

あの声が耳にこびり付いていた

りうらのせい...?

りうら

ごめん...なさい.......

悠佑

...りうら?

りうら

りうらのせいで...

悠佑

どういうことや?

りうら

...ほとけっちが目覚めたあと気絶したんだけど、ある夢を見たんだ

りうら

悪い奴らにお母様とお父様が捕らえられてた

りうら

それはきっと実際にあった過去の話だって分かった

りうら

そして、りうらたちの居場所を吐かせようとした

りうら

けど、吐かなかった...

りうら

りうらたちを守るために...

りうら

これはりうらのせいなんだ...

りうら

ごめん...みんな......

悠佑

...なでなで

りうら

.......?

りうら

...あ、あにき?

悠佑

りうら、自分を責めるなよ

りうら

え.....

悠佑

誰もりうらのせいなんて思ってへんから

りうら

っ.....あにき...

ほとけ

り''うちゃん...

ほとけっちは、 目を真っ赤に腫らしながら 俺の近くに来た

ほとけ

僕も、ちょっとこれには驚いちゃったけど...

ほとけ

僕は、大丈夫だから...

いふ

ったく、そんなん言ったら俺たちも共犯じゃんか

初兎

ほんとほんと...w

ないこ

りうら...

りうら

ビクッな、ないくん...

りうら

(怒られる...恨まれる.....)

ぎゅっ

りうら

!?

ないこ

ふっ.....あ''ぁー、もうっ!

ないこ

それ、りうらの悪い癖なんだから!w

ないこ

みんな、恨んだりしないからね

りうら

ポロポロッ

りうら

あ''、ありがと...ポロポロッ

コツコツ

いふ

あ、足音!?

初兎

そんな!今は時が止まってるから誰も動けないはずやのに!

悠佑

りうらの能力も効かない.....

悠佑

...ただものじゃなさそうやな

ほとけ

えっ!そんな!ど、どうしよ...

ないこ

っ.....

ぎゅっ.....

ないくんは、優しく暖かく 包み込んでくれた

ないこ

守るから...ね

りうら

うん.....

ギシギシギシ...ギシッ

ゆっくり扉が開いた

りうら

ゾワッ!?

一瞬で周りは凍りつき、鳥肌が立った

りうら

まさかっ.....

りうら

イビル....?

イビル

ふふっ....

イビル

そう、僕がイビルだよニコッ

ほとけ

ビキビキゔぅぅっ!

初兎

い、いむくん...?

ほとけ

よくも、お母様たちを!許さない!

ほとけっちは、そう言い鈴を鳴らした

シャンシャン

イビル

おっと...こわっw

しゅっ!

ほとけ

うっ!ドサッ

ないこ

ほとけっち!?

ほとけ

ツー....!?

ほとけ

ポタポタ...

膝から崩れ落ちたほとけっちに 慌てて近づくと、頬に 何かが掠れた跡が出来ていて 血が流れていた

ほとけ

ど、どうやって...

イビル

変に動くと痛い目みるよ

いふ

あ、あれって...

りうら

く、黒いサイコロ....?

笑みを浮かべる彼の手の中には、 数字が見えないほど 真っ黒なサイコロがあった

イビル

殺されたくなければ、鈴を鳴らさないことだなw

ほとけ

っ.....

ないこ

ってか、お前は何か御用?

イビル

んー、ちょっと、君に用事があるんだよね♪

いふ

えっ...君?

悠佑

君って...誰なん...や....

イビル

スッ....

りうら

...!?

気付くと目の前に彼がいた

りうら

(は、早い!?)

イビル

フフッ...やっと、見つけた

りうら

っ...!ギュッ

ふと、彼の手が俺の頬を 触れようとした 怖くて目をつぶってしまった

ないこ

やめろ!

ないくんは拳を振り上げた だが、さりげなく 回避されてしまった

イビル

...あっぶな

ないこ

りうらには、絶対に触れさせないから

イビル

あははっw

いふ

...何が面白いん?

イビル

やっぱ、そういうとこ変わってないね

イビル

お兄さんたちは

悠佑

は.....?

悠佑

俺たちが...お兄さん?

ほとけ

イビルの?まさか...

イビル

そうだよ?

いふ

ふざけんのも大概にしろよ

イビル

ふざけてないよ

イビル

正真正銘、君たちの弟だよ

イビル

ただ、お母さんたちが君たちの記憶から僕を消したから、覚えてないと思うけど

初兎

な、なんでそんなこと.....

イビル

はぁ....もういいかな?僕にも用があるの

イビル

りうら....僕の...

双子のお兄さん

イビルの詳しい設定は 後ほど出します

〜12話に続く〜

選ばれし6人の超能力者

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コメント

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通知来た瞬間まじで発狂したw そして書いてる小説ほったらかして通知開いたw 今回もめっちゃ面白かったよ! 続き待ってるね( *´꒳`*)

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