主
⚠️死ネタ⚠️BL
主
主
昔っから一目惚れだった。
いつも見てたアンタの背中がウザイくらいに輝いて
幼心に憧れを抱いたのをよく覚えてる
その憧れが何時しか尊敬へ
尊敬が独占欲と崇拝へと変わった
ずっとずっと思っていた
貴方の横に立てたならどんなに嬉しいだろうか、と
でも、貴方の隣は、当然俺じゃない
龍宮寺 堅
アイツがただただ憎かった。
何度も考えた
何故俺じゃない? 俺に無くてアイツにある事って?
考えて考えて考えた
けど、答えは一行に見つからない。
だから俺は、諦めて遠くから見守ることしか出来なかった。
だから、貴方が俺を
「梵天」のNo.2に選んでくださった時。俺は今までに感じたことのない喜びを感じた。
貴方が自分の意思で俺を選んでくれた。
それがただ嬉しかった。
東卍じゃ無い
ドラケンじゃ無い
自惚れてたんだ。
俺は、貴方に1番近い存在だと錯覚していた。
いや、1番近い存在だった
…はずだったのに
モブ1
モブ1
モブ1
モブ2
モブ2
モブ1
モブ1
モブ2
モブ2
モブ1
三途
三途
このビルの…屋上…!
三途
三途
モブ1
ドォン…
鈍い音と、ソレを引き立てる様な異様な静けさ
三途
三途
あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁぁ゛ぁぁあ
警官1
警官1
警官2
警官1
警官2
警官1
警官2
警官1
三途
嗚呼、あの頃に戻りたい。
クソ谷兄弟と、ボスと暴れてた頃に
何時までも、あの頃のままでいたかった
三途
三途
嗚呼ダメだ。気がつけば、貴方の事を考えている。
三途
三途
貴方を、お慕いしておりました。
三途
三途
三途
そう、俺はマイキーに1番近い
近かった。
けど、
佐野万次郎との距離は、
こんなにも、遠い。