すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
…突然だけど、俺と無一郎は 付き合ってる。
まだ、まあ、その…あれだ。
まだそんなことはしてないけど。
ハグは、したけど…
…いつも幸せだ。
そして今俺は、 キメツ学園という俺の通っている学校にいる。
ー
後ろから声をかけられて、 つい振り向いてしまった。
知らない顔だ。 制服も違うし、どうやら高等部の人らしい。
ー
時透有一郎
ー
高等が迷うか? …まあ、そういう事ぐらいあるか…
…と、この時の俺は楽観に考えていたんだ。
何も知らないで。
時透有一郎
ここは校舎裏。 …何故ここにいるかは、分からない。
ただ、今わかるのは 誰か知らないふたりがここにいるということ。
そして、俺は拘束されている ということ。
…全員高等部で、全員、男。
ー
…分かってる。 わかってるから、すごく怖い。
時透有一郎
ー
頬を打たれた。 …痛い。
時透有一郎
ー
すぐに分かった。
…俺の弟が、こいつらに犯される っていうのか?
…俺が、犯されて 無一郎が平和に過ごせるなら。
時透有一郎
時透有一郎
ー
俺が、全部耐えれば。
時透有一郎
菊門に指が入った。
ぐちゅ、ぐちゅ。
いやらしい音がこの場に響き渡って。
口は肉棒で塞がれてて。
奥に突っ込まれてて、息が苦しい。
でもなんだろうな。 それがだんだん気持ちよくなってきて。
なんか頭が真っ白になる。
なにもかんがえらんない。 体急にびくびくしてて、なんかしたもきもちいい。
時透有一郎
涙も急に出てくる。 肉棒は口に打ち付けられてて、 指の動きもだんだん激しくなってる。
やだ、 おかしくなりたくない、 おかしくなりたくない…っ!
ぴゅ、と何かが 喉に来てる。
指も止まって、指を抜かれた。
時透有一郎
変な感覚に慣れず思わず咳き込んでしまった。
あたまおかしくなったのかな? わかんない
でもなんか気持ちいい。 癖になっていくみたいだ
ー
俺以外が笑いあう。
…まだ、喉の違和感は消えなかった。
きもちわるい。
時透有一郎
痛い、痛い、痛い、痛い。
でも、だんだん気持ちよくなってくる。
自分で自慰してる時よりもずっと 気持ちいい。
手足がまたびく、となった。 今にもおかしくなりそうだ。
ー
時透有一郎
また、菊門に肉棒をいれられた。
…っ、痛い、痛すぎる。 いや、いや。
時透有一郎
また涙が出てきた。 嫌だ。 嫌だ、嫌だ。
乱暴に突っ込まれたからもっと痛い。 痛い…っ
ー
…嫌だ。 無一郎以外は、いやなんだ。
…ああ、そうだ。
おれ、なんでこんなの…
いや、いやだ、いやだ。
俺なんでこんな怖いこと、 受け入れてたんだ?
抵抗したら、無一郎が犯される。
無一郎が、 無一郎が犯されるくらいなら…
無一郎、無一郎、無一郎、無一郎っ…
時透有一郎
名前を口にしてしまった。
自分を少しでも正当化するように。
そう、これは、…これは
無一郎のため、そう、無一郎のため なんだ。
そう… 無一郎、 無一郎、 無一郎…!
…俺って、最低な男なのかもな。
制服を乱暴に脱がされた。
胸の突起を吸われた。
気持ちよかった。
でも、気持ち悪かった。
無一郎以外の男に触られた。
やだ、やだ、やだ、やだ。
でも、無一郎のためだ。
全部、全部、全部…
無一郎の、ため。
全て終わった。
全部終わった。
俺の、俺の全部が。
何もかも失った。 何もかも、そう何もかも。
消えてしまいたかった。
この世から消えてしまいたかったんだ。
大好きな人。
初めて。
きっと、俺はもう "普通" じゃない。
嫌、嫌、嫌、嫌
大好きな人に、もう 初めては捧げられないんだ。
もう、もう、もう、もう、もう…っ
泣きたいのに、涙が出てこない。
悲しいのに、涙出てこない。
…今は、家帰りたくない。
でも、帰らないと無一郎が心配してしまう。
……
帰らな、きゃ。
時透有一郎
まだ胸の気持ち悪さは残ってない。
とにかく、無一郎の姿が見たかった。
…それだけで、 少しだけ救われる気がするから。
時透無一郎
笑顔で出迎えてくれた無一郎。
…だが、その笑顔が どんどんつらそうな顔に変わっていった。
時透無一郎
時透有一郎
時透有一郎
時透有一郎
時透無一郎
手首を掴まれる。
あの、 気持ち悪い感覚を思い出してしまう。
無一郎なのに。
時透有一郎
時透無一郎
時透有一郎
時透有一郎
怖い。
怖いんだ、言うのが。
きっと、幻滅する。
他の奴らに輪姦(まわ)されたんだ。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ
嫌われたくない、嫌われたくない、嫌われたくない、嫌われたくない、嫌われたくない…
時透無一郎
時透有一郎
時透無一郎
"どんなことがあっても、 兄さんを嫌いになんかなんないよ。"
…少しだけ救われた気分だ。
…無一郎。
きっと、嫌われる。
今から話すこと。 …話したら、嫌われる。
全部、終わる。
本当に全てが終わるんだ。
…でも。
…話すんだ。
時透有一郎
時透無一郎
これで、全てが終わる。
…そう思った瞬間に。
ぎゅ。
抱きしめられた。
…それは、とても力強く。
時透有一郎
時透無一郎
…ごめんね?
謝る必要なんてないのに。
…なんで、謝るんだ?
時透有一郎
時透有一郎
時透無一郎
"兄さんが汚される前に 助けられなかったこと"
…色々、謝られたんだ。
時透有一郎
何も、言えなかった。
…そう、何も。
時透無一郎
時透有一郎
時透無一郎
時透有一郎
気付いたら俺の顔は涙で ぐちゃぐちゃになっていて。
時透無一郎
時透有一郎
抱きしめ返した。
精一杯。 …精一杯。
時透無一郎
時透有一郎
何とか落ち着いた。 とりあえず飯の支度をしないと。
…多分、相当腹減ってるだろうし…
時透無一郎
無一郎とふたり机に顔を向かせ軽くお辞儀をした。
そして、食べ物を箸で口に運ぶ。
…ご飯は美味しいみたいで安心した。
時透無一郎
にこりと笑顔を見せて 料理を褒める無一郎。
やっぱり褒められると悪い気はしない。 むしろ、褒められるのは嬉しい。
"はいはい" と軽く流して、ご飯をまた口に運んだ。
時透無一郎
皿洗い中、 無一郎が食器を持ってくる。
時透有一郎
"はーい" と軽く返すと無一郎は食器を置いた。
時透無一郎
時透有一郎
何だろう、と思いながら 皿洗いを済ませた。
時透有一郎
俺と無一郎の部屋に行けば、 "そこに座って"と、 無一郎は自分の隣をとんとんと指す。
座って "何か用でもあるのか?" と無一郎に問いただしてみる。
すると無一郎は少し黙ったあと、 口を開いた。
時透無一郎
時透有一郎
時透無一郎
時透無一郎
口を開こうとした瞬間。
どさ、と音がする。 それと同時に、勢いよくぶつかる感じ。…だけど、痛くない。
これは。 …無一郎に、押し倒されてるみたいだ。
時透有一郎
時透無一郎
時透無一郎
時透無一郎
時透有一郎
す、とはち切れそうなほどに 怒っている無一郎の顔の頬に、そっと手を添える。
時透無一郎
時透有一郎
時透有一郎
時透無一郎
時透有一郎
無一郎は、ゆっくり話してくれた。
時透無一郎
時透無一郎
時透無一郎
時透無一郎
時透無一郎
時透有一郎
時透無一郎
無一郎の目から涙が零れる。
時透有一郎
時透無一郎
時透無一郎
時透有一郎
時透無一郎
無一郎の首に手を回して、抱き締めた。
…無一郎も、 俺を抱きしめる。
時透無一郎
時透有一郎
時透有一郎
時透無一郎
頭を撫でた。
…精一杯、頭を撫でてやった。
時透無一郎
…いっぱい、慰めあった。
時透無一郎
時透有一郎
時透無一郎
時透有一郎
驚いた。
時透無一郎
時透無一郎
俯き、拳を握りしめて震える無一郎。
…受け止めて、あげないと。
それに、俺も。 無一郎と、したいのだから。
時透有一郎
ハッとなるかのように無一郎が俺の方を向く。
時透無一郎
時透有一郎
時透無一郎
時透有一郎
時透無一郎
時透有一郎
時透有一郎
噛み付くようなキスをされて、 舌も捩じ込まれた。
手首をぐ、と掴まれてる。 …それでもいい。
舌を絡めさせるので、俺も舌を絡める。
掴まれていない手で無一郎の首に手を回す。
くちゅ、くちゅといやらしい水音が しばらく響いたあと、唇が離れる。
はぁ、はぁと息遣いが荒れてしまう。
ぎゅ、とだきしめられて ズボン越しにもわかるほど主張している股間を押し付けられる。
時透無一郎
時透有一郎
…そう言った瞬間、 無一郎の何かが切れた音がする。
時透無一郎
時透無一郎
時透有一郎
菊門に指がぬぷ、と入り込む。
やっぱりこういうのは慣れない。 お尻に何かを入れるなんて。
でも、無一郎の指ならいい。 …きもちいい。
時透有一郎
暫くしたら指の数が増えて、 菊門もどんどん広がっていく。
時透有一郎
ある程度抜き挿しを繰り返されたら、 指を抜かれる。
時透無一郎
ちゅ、と菊門に亀頭でキスを 何回もされる。
ついくすぐったさで体を揺すってしまった。
時透無一郎
ぐぷぷ、と一気に肉棒が 入り込む。
時透有一郎
びく、と体がつい跳ねてしまう。
時透無一郎
少し落ち着いたあと、無一郎は "じゃあ動くね。" と言って腰を動かした。
時透有一郎
腰を打ち付けられる度、喘いでしまう。
すごく幸せ。
…だけど。
何かが、足りない。
まるで中身が空っぽかのような、 そんな感じ。
…何かで満たしたい。…満たしたい。
時透有一郎
時透無一郎
抱きしめられて、 さらに深くに挿入されてしまう。
時透有一郎
時透無一郎
律動が一気に速まった。
ぐちゅ、ずちぬ、にちゅ、ぱちゅ。
時透有一郎
時透無一郎
時透有一郎
おかしくなる。
頭が真っ白になって、汗が凄く出る。
気持ちいいとかしか考えられなくなって、いや、いやだ、おかしくなりたくない、いや、いやっ…
時透無一郎
時透有一郎
時透有一郎
時透無一郎
時透有一郎
どくどく、 と何かが俺の中に出てくる感じがする。
何、 これ知らない、知らない。
それと同時に何かおれのからでてきてる。
よくわかんない、
よくわかんないけど気持ちいい。
息遣いが荒くなって、 少し落ち着いたあと。
時透無一郎
時透有一郎
時透無一郎
時透有一郎
キスをして、またぎゅ、と 抱き締めた。
時透無一郎
俺を呼ぶ声がする。
…なんだろう?
時透無一郎
時透有一郎
パチ、 と目を開けると無一郎の顔が目の前に映る。
時透無一郎
にこりと微笑むと俺にキスをしてきた。
…よかった。 あれは夢ではなかった。
時透有一郎
口元が緩む。
よいしょ、と起き上がろうとすると 異様な腰痛がして、つい顔が歪んでしまう。
時透無一郎
時透有一郎
本当に、夢ではない。
時透有一郎
時透有一郎
時透無一郎
…でも、 やっぱり無一郎に初めてを捧げられなかったのが心残りだ。
だけど、 これはこれでいいのかもしれない。 と思ってもいる自分もいたのだった。
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
すけべちゃん
コメント
28件
高等部のモブ達よ·····〇ね
むいゆう最高すぎんだろぉぉぉ
冗談抜きで!!!まじでの方で1番好きです(‘jj’)