テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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少年の日の思い出　(エーミール視点)

第1話 - 第1話

2024年02月18日

#少年の日の思い出

#エーミール

鯉登音之藍__@受験生

僕は凄く夢中になるものができた

それは、蝶の収集だ

エーミール

あーあ…父上に何を頼もう…

エーミール

今ではあまり捕まえれない

エーミール

父上だと教えてくれるだろう

エーミール

…

エーミール

…

エーミール

父上！

父上

どうした？エーミール

エーミール

僕、蝶集めが好きなんだ！

父上

ほう

エーミール

だから、蝶専用の箱を買ってほしいんだ！

父上

何個ほしい？

エーミール

3個ぐらいほしい！

父上

すまんが、無理だ

エーミール

え…なんで？

エーミール

うちには、お金たくさんあるでしょ？

父上

それは、お前の教育に使う金だ

エーミール

そっか…

父上

だから、こんなものしか…用意できない

少し高級そうな箱を渡す

エーミール

ｯは！父上！！

エーミール

ありがとうございます！

父上

でも、これ以上は出さないぞ

エーミール

はいｯ！父上！！

エーミール

そういえば、隣の子って…どんな人なんだろう…

エーミール

優しかったらいいな！

エーミール

それに趣味も同じ！

ピーンポーン

エーミール

ん？

エーミール

隣の子からかも！

エーミール

（タッタッタ

エーミール

はーい！ちょっとまってね！

僕

こ、こんにちは

エーミール

こんにちは！

エーミール

僕は隣に引っ越してきたエーミールと申します！

僕

僕は---です

エーミール

−−−よろしくね！

僕

エーミール！僕の蝶を見てくれよ！

エーミール

どうした？

僕

これ！

僕

かっこいいでしょ！

僕

僕が頑張ったんだ！

エーミール

（これが、頑張っただと？

エーミール

これに、値段をつけるならノート2冊も買えない程度だな

僕

な、なんでそんな事言うの？

エーミール

そしてこれが、頑張ったなど言わないでくれ

エーミール

胸くそ悪い

僕

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

エーミール

はｯ！またやっちゃった…

僕は蝶が好きになってから蝶を適当にするやつは軽蔑するようになっていた…

エーミール

自覚ナシって怖いな…

1年が経った

エーミール

やはり、蝶は魅力的なものだ。

エーミール

今日は蝶をサナギから孵す(ｶｴ)ことに成功した

エーミール

んー！美しい

エーミール

見れば見るほど美しい

エーミール

(14才)

エーミール

今からまた、蝶を捕まえに行くとしよう

エーミール

楽しみだなぁ！

女中

、これでエーミール様はかっこよくなれる！

女中

早く家に帰ってエーミール様に報告しなければ！

女中

エミ様でもいい気がしますが…

女中

（…あら？誰かしら？

僕

（ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

女中

（隣の子供の−−−君？？

女中

（一体なにをしているのかしら…

僕

（ｯダ！（走る

女中

（……あら？

女中

（この階段の先はエミ様のお部屋…一体なにを？

女中

（見ましょ見ましょ

女中

…ぁ゙？

女中

これは？

女中

蝶？

女中

あんのぉ小僧め、やってくれたな！

女中

蝶を…汚しやがって

女中

おっと、失礼

女中

エミ様に言ったほうが良いのでしょうか？

女中

あ！旦那様にもらった高級箱が…ズタボロ…

女中

な…、、

ただいま戻りました！

女中

あ、はーい！

エーミール

ねぇ、女中さん！今日もたくさん！仲間が増えたんだ！

女中

…いいですね

エーミール

どうしたの？女中さん？

女中

エーミール様はこんなにもこんなにも蝶を愛していらっしゃるのに……、、

エーミール

急になんだよぉー

エーミール

あ！僕、部屋に蝶置きに行って来るね

女中

…私も御一緒させて頂きます

エーミール

うん？分かった！

エーミール

…、、、え？

エーミール

僕の、大事な蝶がいない、、？

エーミール

…壊れてる…、、

女中

（あのクソガキ

エーミール

な、なんで？

エーミール

女中さん！何か知らない？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

女中

…多分隣の子供ですわ

エーミール

なんで？あんなにいい人そうなのに！

女中

…こんなときでも庇うんですね…、、

女中

私が家に帰ってきたとき

エーミール

うん

女中

−−−君とすれ違ったんです。

女中

しかも、エーミール様のお部屋の前で

エーミール

え…、、、

エーミール

そうか…そうか、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

エーミール

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ（ｸﾞｼｸﾞｼｯ

エーミール

ありがとう…教えてくれてﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ピーンポーン

女中

来ましたよ…−−−くんが

エーミール

分かった

エーミール

なぁ、聞いてくれよ

僕

なに？

エーミール

僕がサナギから孵したクジャクヤママユが、潰されていたんだ…

エーミール

猫がやったのか？あるいは窓が割れたのか？

僕

ごめん…エーミール。それをやったのは僕なんだ

エーミール

（知ってたけど、知ってたけど…我慢我慢

エーミール

それで？

僕

実は…

僕

エーミール

…（仕方がない…けどこれは、最低だ…

エーミール

そうか…そうかつまり君はそういうやつだったんだな

僕

は、？

僕

ごめん！僕のおもちゃ全部上げるからさ、許してほしいよ！

エーミール

いや？いいよ。今ここで君が蝶にどんな風に扱っているのかもう、分かったからな

僕

は？

エーミール

（…我慢、、我慢

僕

ｯﾁ…許してよ

エーミール

なに？

僕

僕のおもちゃ全部やるって言ってるじゃん！

エーミール

いらない

僕

ｯﾁ分かったよ

エーミール

…、、、……

エーミール

ﾎﾟﾛｯ

エーミール

…

エーミール

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

エーミール

｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

エーミール

ち、父上！女中さん！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

女中

えらい！我慢できたね…、

父上

あそこの家にミサイルぶち込んできていいかな、

女中

それは。だめですこと

エーミール

父上…女中さん…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

エーミール

ありがとうございます！

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